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管理会計・原価管理コンサルティング

  • 経営戦略・新事業

特 徴

昨今は、経済産業省が提唱している「事業再編実務指針」によると、資本効率を意識した付加価値重視の経営が求められています。
しかしながら、日本の製造業は、原価や費用がトータルでしか分かっておらず、製品群ごとや顧客ごとに認識できていないケースが多く見受けられます。

  • 製品群ごとの製造原価が見えていない。特に固定費は一律で按分計算している。
  • 顧客ごとにかけている販売費(営業マンの人件費や営業支援費)が見えていない。

その為、付加価値の高い、儲かる領域に注力する意思決定が出来ていないのが実情です。

JMACは、日本一製造業の現場の実態をしているコンサルティングファームであると自負しています。現場の実態(多品種小ロット生産)・実務の実態(業務内容別の工数)に寄り添って計算ロジックや配賦基準を明確にし、正しく利益を見る取り組みを支援致します。

儲かってる事業領域が見えておらず、資源配分を判断できない。

儲かってる事業領域が見えておらず、資源配分を判断できない

儲かる領域を明確にする管理会計・原価管理制度が必要となる。

儲かる領域を明確にする管理会計・原価管理制度が必要となる

コンサルティング内容

製品群や顧客ごとに係っている製造原価・販売費を明確にし、事業としての評価・意思決定ができるようにするために、以下の内容を支援致します。

  1. 製造原価構造の整理
  2. 直接加工費のロジック定義
  3. 製造間接費の分類と配賦基準の整理
  4. 販売費の分類整理
  5. 実際原価計算・標準原価計算・見積原価計算の検証

1-5に関して、

  • 事業方針認識
  • 現状基準整理
  • 改善方向整理
  • 具体的改善案
  • マスタープラン策定
  • 運用トライ検証
  • 原価管理システム化
  • 運用モニタリング

までを支援します。合わせて、事業戦略(設備投資意思決定や、マーケティング戦略・プライシング)に反映するところも含めて支援します。

検討項目例

1.
製造原価構造の整理:
変動費・直接加工費・製造間接費
● 直接加工費:直接労務費と直接設備費に区分します。
● 製造間接費:現場管理費・設計費・調達費・生産管理費に区分します。
2.
直接加工費の労務レート×作業時間
+設備レート×加工時間のロジック定義
● 労務レート・設備レートの分母予算額を算定します。
● 基準稼働時間を定義し、労務レート・設備レートを算定します。
● 作業時間・加工時間を設定します。実績時間と標準時間を定義します。
● 製造現場の実績時間の管理方法の具体化、運用継続性を検証します。
3.
製造間接費の分類
(現場管理費・生産管理費・設計費)
と配賦基準の整理
● 製造間接費を現場管理費・設計費・調達費・生産管理費に分類します。
● それぞれの配賦基準を設定します。
4.
販売費の分類整理
● 直接営業費、営業支援費(人件費)・営業支援費(経費)、販売物流費の分類
● 顧客別の直接営業費の計算。顧客別・業務内容別の業務量の調査
● 営業支援費(人件費)は、業務量の観点から配賦基準を整理します。
● 営業支援費(経費)は、売上計画の観点から配賦基準を整理します。
● 販売物流費の重量×距離の観点から配賦基準を整理します。
5.
実際原価計算・標準原価計算
・見積原価計算の検証
● 実際の製品群や案件でモデルを選定して、原価計算を行います。
● 検討した配賦基準を用いて、従来と今回で原価計算結果比較検証致します。
● 収益性の分析を行い、儲かっている製品群や顧客群を明確にいたします。

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