課題
事業再編・世代交代・人材流動性。変化の時代、経営理念を「再定義」する企業が増えています。
単なる言葉づくりではなく、社員の共感を生むMVVが求められています。
- 事業承継・再編を機に、社員の一体感が薄れた
- 新経営陣のもとで、会社の方向性を再定義したい
- MVVを作ったが、現場に浸透していない
- 「らしさ」や「魂」を感じる言葉にしたい
- 採用・退職の増加により、価値観がバラバラになっている
対象の業種 、部門、領域、職種
JMACのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)策定コンサルティングの特徴
MVVを形式的に策定するだけでは、組織は動きません。経営理念を「経営の再構築プロセス」として設計します。ミッション・ビジョン・バリューを体系的に整理し、組織の実態と未来をつなぐ言葉づくりを支援します。
策定段階のポイント
- 社員ワークショップを通じて、社員の思いを紡ぎ出し、キーワードを織り込む
- 社員ワークショップを通じて、中核社員の思いの裏にある背景、エピソードなどを併せて抽出しておく
浸透段階のポイント
- 策定した「ビジョン」「価値観・行動指針」は、一方的な発表、配布ではなく、双方向コミュニケーションを意識したワークショップスタイルで伝える
- 自分事として考えたことを行動することを仕掛ける
- 起こした行動を会社全体で見守る、認知する


MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)策定コンサルティングの進め方
以下のようなステップを、ワークショップ型/コンサルティング型など、貴社のニーズに合わせた進め方のカスタマイズが可能です。
| 1.MVV仮説づくり |
- 現状分析・与件整理
- 外部環境トレンド認識
- 検討の前提整理
- 方針策定
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| 2.MVV想いづくり |
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| 3.MVVとりまとめ、展開・浸透の企画 |
- MVV全体とりまとめ
- 展開・浸透企画立案
- 実践スケジューリング
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事 例
業 界:建設・施設管理業界
会社プロフィール:プライム上場 建設設備エンジニアリング会社
テーマ:事業再編に伴うMVV再構築支援
背 景:
- 事業再編による会社統合や社名変更などに伴い、従業員と会社のエンゲージメントが悪化。
- 勤務地構造的に、普段から本社と現場の距離が遠く、コミュニケーションが取りにくい勤務環境。
- 親会社から子会社に経営陣が出向しているが、課題山積状態。
- 喫緊の課題として、まずはMVVを策定したい。
取り組み内容:
- トップマネジメントヒアリング(各役員への現状・課題認識・意向の確認)
- 現場の実態把握。※人的資本経営診断などを含む。
- MVVの仮説つくりと、プロパーキーマンを巻き込んだつくりこみ、とりまとめ
- MVVの浸透施策の企画立案、実行フォロー
成果:
- MVV再構築後、現場との対話が増え、経営層が自社らしさを語れるようになった。
- 組織として“次の10年を描ける”空気感が生まれた。