ものづくりの構造改革は生産設計から
課題
- 自動化を構想するも、製品仕様がネックで断念せざるを得ないケースがある
- 設計者は機能設計重視で、コスト意識が薄く、原価低減に苦慮している
- 新製品開発段階において、生産技術者および製造関連担当の関与が遅く、設計変更の余地が限定されてしまい、製造へのしわ寄せがきている
- 多品種化に歯止めがかからず、部品点数・種類数が増加し、現場の管理や生産性手の低下につながっている
- 3Rの流れの中で、修理業務の範囲が増え、非常に大きな手間がかかっており、生産性の低下や品質低下が懸念される
対象の業種 、部門、領域、職種
JMACの生産設計コンサルティングの特徴
製品設計は,機能・性能を実現する「機能設計」と、それをより安いコストで実現させる「生産設計」を同時に考えることであり、生産設計は作りやすさを考慮した設計などと言われます。生産設計は、製品設計担当のみならず、生産技術、製造、施工など、バリューチェーンの各部門の関与が不可欠です。
ものづくりにおけるQCDを阻害する問題を製造視点のみならず、生産設計観点からも課題を捉え、現場では解決できない設計ネックとなる課題解決も同時に行い、効果の最大化を狙います。このような大きな構造改革の実現に向けて、新製品開発タイミング、工場のリニューアルのタイミングなどのビッグイベントを活用し、ものづくりの改革を支援していきます。
- 個別の製品、個別の工程ではなく、製品群全体、および工程の流れ全体を捉えて、将来を見据えたものづくり課題を捉えます。
- 直接的な生産設計改善の実施のみならず、生産設計を可能にするためのコンカレントエンジニアリングプロセスの構築を目指します。
- 各々の部門が抱える問題を吸い上げ、バリューチェーン全体を俯瞰して統合的に見える化し、部門連携活動をリードします。
- 改革構想に終わらず、構想を具体的な課題に展開し、成果獲得に向けた実行までご支援します。
- ディスカッションパートーナーの役割で検討視点の提供を行い、実践でのスキル獲得や視野の拡大を目指します。
生産設計コンサルティングの内容
一括構想設計支援コンサルティング
- 生産設計課題診断
- 一括設計構想とものづくり構想
- 一括設計による効果試算
DFx実践コンサルティング
- DFM(製造容易性設計)実践支援
- DFR(修理容易性設計)実践、および修理工程最適化支援
- DFA(自動化容易性設計)実践、および自動化推進支援
※「DFx=Design For **」
コンカレントエンジニアリング体制再構築コンサルティング
- コンカレント力診断
- デジタルエンジニアリング導入によるQCD向上余地検討
- コンカレントエンジニアリングプロセス設計
- コンカレントエンジニアリング実践のための製造実績情報のフィードバックの仕組構築
