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自動車関連:W社

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企業概要

W社は、自動車のユニット部品を供給する大手メーカーです。

活動の目的・ねらいと成果

 W社は自動車メーカーのグローバル展開に伴い生産拠点の現地化を進めていましたが、近年は生産拠点のみならず、開発・設計部門の現地化も自動車メーカーから強く求められていました。自動車のエレクトロニクス化、IT化の急激な進展を踏まえ、組込みソフト開発の競争力強化を掲げ、現地化に力を入れています。しかしソフト開発部門は生産現場と異なり、W社にとってそれまで改革改善の対象から外れる〈聖域〉として手つかずの状況でした。そこで、ソフト開発部門に、ワークメジャメント手法を導入し、3つの活動を展開しました。
 1つは、ソフト開発の「見える化」を進めた「開発業務の標準化」への取組みです。2つ目は、実績管理の仕組みを導入し、「誰が、どのプロジェクトの何のモジュールに、何時間かかったか」といった実績を把握できる仕組みを導入したことです。そして3つ目の活動は、実績把握の結果に基づいた、ソフト開発の生産性向上です。この一連の活動を進めることでソフト開発業務の標準化が進むとともに、マネジメントの仕組みが構築され、海外拠点への移管スピードと現地化率を高めています。

関連コンサルティング・サービス

生産・ものづくり

生産現場の人、設備、材料、製造方法とマネジメントシステムを改善して生産性向上をはかります。生産現場は製品特性や製法により多種多様の特性を持つ複雑系です。そのため私たちは、現場でじっくり見て聞いて、フィットする特別な改善プログラムを作ることから仕事を始めます。少しだけ時間はかかりますが、そのことは現場力を高め、現場の一人ひとりが成長を感じられる魅力的な職場になることを知っているからです。

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