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官公庁:国土交通省

  • 生産技術戦略

委託元

国土交通省 海事局

活動の目的・ねらいと成果

 2011年3月11日の東日本大震災で気仙沼市の漁船建造・修繕造船所は大きな損害を受けました。その後、部分的に操業を再開しつつも、震災前の状態に生産能力・修繕能力に復旧することが困難な状況でした。このため、気仙沼市に存在する造船所およびその関連治事業者を事業群で捉え、競争力の向上を目的とした造船所施設・設備の集約化と高度化を実施する必要がありました。
 この高度化事業をJMACが受託し、漁船建造市場の市場分析・競争力分析を行ったうえで、気仙沼地区の造船所(5社)および関連事業者(12社)が新たに造船施設を建設し共同で事業を展開する企画・計画を立てました。
 施設のスペック・候補地の検討の後、造船所レイアウトの設計、施設概略の設計もジョイント・ベンチャー(JV)でエンジニアリング会社と行い、実務レベルで競争力の高いプランニングを実施しました。

関連コンサルティング・サービス

生産・ものづくり

生産現場の人、設備、材料、製造方法とマネジメントシステムを改善して生産性向上をはかります。生産現場は製品特性や製法により多種多様の特性を持つ複雑系です。そのため私たちは、現場でじっくり見て聞いて、フィットする特別な改善プログラムを作ることから仕事を始めます。少しだけ時間はかかりますが、そのことは現場力を高め、現場の一人ひとりが成長を感じられる魅力的な職場になることを知っているからです。

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