JMACレポート
コンサルティング・サービス
JMACは1991年に日本で初めて「CS経営」を提唱して以来、数百社におけるCS向上支援を経験してきました。その実績をもとに、一過性の流行に流されず真の顧客起点での課題立案・対策推進を支援します。CS向上に求められる「5つの機能」を軸に顧客接点の人と業務、製品・サービスを総合的に一貫して変革します。
1.顧客満足の実態把握
2.CS向上活動の推進
3.CS戦略
1. 自社の「現状の」CS戦略 |
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2. 顧客接点分析 (カスタマージャーニー) |
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3. 顧客満足の実態把握 (CS調査・顧客満足度調査) |
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4. 「新しい」CS戦略・CSマスタープラン |
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5. CS向上に貢献する人材の育成 |
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6. その他の施策企画・実施支援 |
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業 界:IT・情報通信
会社プロフィール:大手システムインテグレーターA社
テーマ:既存顧客のCS(顧客満足度)向上
背 景:A社はこれまで顧客の要求するシステムをていねいにつくり込むことで満足を獲得していた。顧客の要求どおりにつくれば、トラブルがあったとしても責任を取らなくて済む。ところが、いつのまにか「顧客の言質を取る」ことが重視されるようになった。結果、「受け身対応」「言われたことしかやらない」「提案が足りない」という不満に。商品紹介の頻度を増やしたが「それは提案とは言わない」と不満解消に至らなかった。
取り組み内容
これらにより、顧客との前向きな議論の実践による課題共有を進め、優れた担当者だけでなくチームとして強みを発揮する取り組みに転換した。
業 界:鉄道
会社プロフィール:大手鉄道会社
テーマ:鉄道を利用されるお客さまの顧客満足度(CS)向上
背 景:同社はこれまで、CS活動として、お客さまからの苦情対応に苦心していた。メールや電話で苦情が寄せられると、現場に聞き取り調査を実施し、同様の不満を生まないよう指導していた。一方、現場では、叱られることでモチベーションは上がらず、聞き取りや指導されること自体に、ネガティブな印象をもつ社員も少なからずいた。それに加え「CSとは面倒なこと」「やっても、やらなくても給料は同じ」と否定的な発言をするベテラン社員もおり、意欲的な社員に対しては「余計なことをするな」との意見も見られた。結果、CS活動水準は低く、お客さまの不満は解消されなかった。
取り組み内容
CSとは何のためにあるのか、目的を明確にすることから始めた。これらにより、お客さまの不満が来てから改善をはかる、受け身型のCSではなく、各職場単位で、自分たちが解決すべき課題は何か、自ら意思決定し目標と取組期間を決めて取り組むCS活動に切り替えた。