特 徴
調達〜生産〜販売のサプライチェーンマネジメント(SCM)の中で、「情報」「モノ」「お金」の流れを把握して、販売とメーカーおよびサプライヤー間のネットワーク上で各データをリアルタイムに確認しながら、とくに生産管理の視点を立脚点に、チェーン全体でリードタイム短縮や在庫量の適正化を図る仕組みを構築し運用していきます。
コンサルティング内容
- 生産リードタイム短縮:生産管理システム再構築、生産工程の改善
- 適正基準在庫の設定:過剰製品および原材料在庫削減、仕掛り削減、在庫管理ロジック設定
- 需要予測精度の向上:販売計画の精度向上、需要予測ロジック設定
- SCMシステム導入支援:システム要求仕様設定、ベンダー選定、データ整備、システム運用支援
- SCリスク対応:供給リスクアセスメントとBCP作成
検討項目例
Ⅰ 生産管理システム検討
- 受注情報取得と生産計画活用方法
- 在庫層別管理の導入
- 原材料の発注点管理
- 生産基準情報整備
- 生産計画作成、在庫引当業務の効率化
Ⅱ 在庫適正化
- 現状在庫の構造化
- 在庫過不足要因の抽出と改善案作成
- 基準在庫量の設定
- 在庫管理ロジックの設定
Ⅲ 需要予測
- 現状の需要パターン分析
- 変動要因分析(季節、新製品、ノイズ)
- 基準のパターンと変動要因設定
- 管理システムの設計と運用
Ⅳ SCMシステム整備
- 現状分析と課題把握
- あるべき業務モデルと目標値設定
- システム要求仕様設定
- 情報データベース整備
- システム導入と運営支援

事 例
業 界:機械部品製造
会社プロフィール:業界大手で市場シェアが高い
テーマ:受注精度の向上と在庫削減をねらうSCMシステムの開発
背 景:多くの納入先があり、品切れを心配した過剰な在庫保有がキャッシュフローを悪化
取り組み内容
- 客先予算情報の登録と発注管理での活用
- 発注量計算のロジック化、安全在庫の自動計算
- 調達先との必要情報の共有化