SCM診断

診断のねらい

　開発、営業～生産計画、工場などサプライチェーンに関わる諸機能におけるSCMへの取組みレベルを診断します。具体的には、アンケートへの回答結果およびヒアリング、データ分析などを通じて、

　1．業務機能別の課題を明らかにし、
　2．重点改革対象と改善余地を把握する

ことをねらいとしています。

効果

• SCM改革に向けた重点課題や取り組み優先順位の見える化に繋がります。
• 他社と比較した際の自社のSCM取り組みレベルが明らかになります。
• 事業ごとに回答頂くことで、事業間でのレベル比較が可能となります。
• 担当者ごとに回答頂くことで、担当者間での認識のズレが見える化されます。

このような方におすすめします

　SCMに関わる各部門

• 企画、経理、開発、営業、物流、製造、購買部門の部門長、もしくは、それに類する方々
• 販売計画・生産計画・購買計画立案の担当者

進め方

【アンケート診断】：事前実施

　SCMに関わる機能別の設問項目全130問に対して、SCM業務担当者に○×形式で答えていただくことで自社のSCM達成度、他社をベンチマークとした際の自社の位置づけを知ることができます。

【インタビュー】：1〜2日間

　SCMに関わる各業務（生産管理・営業・製造・物流など）の担当者に現状の業務内容と問題認識をインタビューし、アンケート結果とともに自社のSCMにおける課題を明らかにします。

【データ分析】：1〜2週間

　販売計画／実績データ、生産計画／実績データ、在庫データなどの数ヵ月分のデータに基づき、代表品種の適正在庫基準を算出します。

費用

応相談。お気軽にお問い合わせください。

アウトプット

1. SCM診断フォーマットによる・レーダーチャート＆コメント
2. SCM業務分析と業務別課題
3. データ分析結果
4. 改善方向性および改善余地
   

事　例

業界：金属業界

会社プロフィール：様々な業界向けの非鉄金属加工品を製造する大手メーカー

テーマ：SCM診断に基づくSCM改革の実行

背　景：全社的なSCM改革の取り組みに向けて、SCMの現状レベルを診断し、改革テーマを明らかにしたうえで、プロジェクトを開始していきたいというニーズに基づき実施。

取り組み内容：

• SCM診断結果で、生産計画を中心に、生産管理システム再構築の必要性が顕在化
• 生産計画業務の標準化や短サイクル化の要件検討
• 生産管理システムの再構築に向けて、RFP作成、ベンダー選定実施
• システム導入に向けて一貫してフォロー