生産管理のべからず集

【033見込み生産:生産計画】 「まあ明日やればいいや」と思うべからず

他社との競争に勝ち抜くためには、お客様からいただいた最終確定注文を、滞りなく順序どおりに計画した日に終了させることが当然となる。

ねらい:納期
キーワード:やり仕舞い、作業の遅れ

たかが作業の遅れと思って侮ってはいけない

 この競争社会において、お客様要求を満足するには、お客様の要求に応じて素早く生産し、納期どおりに納品することが必須である。つまり、見込み計画生産から、受注確定後生産へ変革していくことが求められている。
 在庫対応の時代から、受注生産への移行が進み、生産準備(年度、月次、週間計画)はしておくが、最終的にはお客様の注文でモノをつくる計画・管理(日々計画確定)の体系に変わりつつあるといえる。その場合には、現場での作業遅れの発生などは許されない。

キーワードは"やり仕舞い"

 日々計画の役割は、お客様の注文に従って受注の都度生産能力枠に割付けを行い、数日前に組立計画を確定することである。
 それはできるだけ要求を引き付け、確実な注文で生産するためであり、かつ余分な仕掛り・在庫を持たない方策といえる。
 これを満たすための組立順序計画は、要求納期に合せて組立を計画(割付け)し、その組立タイミングに合せて必要な部品を製作・納入指示することであり、お届けする配送計画・配車手配までも統制するものである。
 組立順序計画を守らないと、お客様、社内と協力企業を含む前工程、配送を担当する輸送部門の全員に迷惑を及ぼすことになる。したがって、目標時間による組立計画・配員計画と明確な作業指示、故障・チョコ停を起こさない設備保全、ラインタクトを遵守する相互応援と機動班の設置、そして日々やり仕舞い管理(その日の内にやり切る)の徹底が必須となる。
 個別受注生産の最終納期遵守のように、毎日の順序計画を終わるまで徹底的にやり切ることが求められるようになっている。

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