生産管理のべからず集

【006生産管理概論】 生産管理の範囲

生産管理の範囲は生産計画を立て、指示を行い、そのどおりに進捗しているかを確認し、再を修正することである。

ねらい:経営目的の実現
キーワード:計画期間、進度管理

生産計画の階層

 生産計画は一般的に
・年次生産計画
・月次生産計画、週次生産計画
・日別生産計画
というように、計画する期間の大きさによって分けられる。
 年次生産計画は、販売計画をもとに1年間の生産量を月別に決める。この計画では、毎月の生産量を確定するというよりも、工場の操業度や内外作、在庫、人員や設備能力といった生産に必要となるリソースの計画を行うことが主たる目的となる。
 月次生産計画あるいは週次生産計画は、その期間にどのタイミングでどの製品をどれだけつくるかを計画し、それに必要な人員や材料の計画を行う。一般的には、この段階で生産量が確定されることが多い。日別生産計画は、日々の製品別生産量と生産スケジュールの確定を行う。これにより必要な材料等の手配と製造現場に対しての作業指示を行う。

生産統制と進度管理

 生産統制とは生産計画どおりにモノがつくられるよう、生産の進捗状況を確認し、計画と実績に乖離が生じた場合、その修正を行うべくしかるべき対策を行う活動である。計画と実績に差異が生じる理由として、次のような場合が考えられる。
 販売が計画どおりにならず、在庫が増えたり、欠品が生じた場合、翌月以降の生産計画の修正を行う。また、生産が予定どおりに進まず、遅れが生じた場合は、残業や休日出勤による稼働時間増加、あるいは人員増といった能力アップにより遅れを挽回する計画を立てて対応する。また能力アップができない場合は、計画の変更を行い、欠品となりそうなものと優先させる。

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