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生産管理のべからず集

【005生産管理概論】 生産管理の位置付け

生産管理は工場長の役割だが、実際は生産管理部門が代行している。その業務内容と位置付けにより、お客様満足度向上と部門効率のどちらを重視しているかが分かる。

ねらい:経営目的の実現
キーワード:管理運用組織、連絡・調整会議

生産管理は工場長の役割

 生産管理は、お客様の要求を受けて、営業、設計、資材手配、製造、出荷、売上・代金回収までの一連・一環の業務の流れを、日程・時間軸を基軸に計画し統制するものである。このような生産に関係する各機能を統率するのは、工場長の役割である。
 生産管理は工場長の役割と言っても、むろん1人ですべてできるわけではない。生産管理の計画・統制の各機能を、各機能組織のそれぞれの管理レベルに応じて分担させ、全体としての統率をとるのが、工場長の役割である。そして、工場長を補佐し代行する部門が、生産管理部門であり、生産管理部門長の役割なのである。

生産管理部門の業務内容と位置付けで工場長の考えが分かる

 企業の管理運用組織は、同じ業種・業態であっても、それぞれ個性がある。同じ会社の事業部内であっても、工場ごとに工場長の考え方でかなり違ってくる。

(1) 部門効率優先の場合
 部門効率優先の考えの工場では、機能部門ごとに企画・計画・統制を担当する組織を持っている。工場としての統一性を確保するためには、各機能部門間の連絡・調整会議を開いて議論し、最終的に工場長決裁で妥協が図られる例が多いようだ。

(2) 工場長直轄の生産管理部や生産統括部を置く場合
 生産管理部門が企画・計画・統制の中心(管理水準の上位と各機能を一貫する中位の計画・管理業務)を担うことになる。
 工場長の企画・計画・統制機能の代行者としての生産管理部長の役割は、お客様要求への素早い対応と満足度の維持・向上を図ることである。

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