みんなでつくる未来の夢工場 工場建設を成長のプロセスに

有楽製菓株式会社
用語集
物流品質とは、「自社のサービス水準の高さを示す」バロメーターの一つであり、多くの企業にとって、物流品質の維持や向上は重要な課題であると言える。
物流品質管理とは、具体的には以下のようなミス・クレームを一定水準以下に抑えることを目的とするものである。
理想を言えば、企業活動においてミスやクレームは1件も発生せず、品質は100%の水準で守られることが望ましい。しかし、ミスやクレームというのは決してゼロにならないのが現実であり、どんなに人が注意して作業をしても、あるいは設備や情報システムを注意深く設計し運用しても、不測の事態というのは必ず起こるものである。
このため、実際には物流品質目標やガイドラインを定めることが必要になる。たとえば
「作業におけるミス率は、納品件数に対し0.01%以内」
「(年間発生ベースで)ミスの件数は10件以内」
といった内容である。
これらの目標やガイドラインに基づき、必要とされる物流管理の水準や体制、かけられるコストなどを決め、品質が維持されるように活動・運用を行っていくことが物流品質管理においては非常に重要である。
(文責:JMACコンサルタント 広瀬 卓也)
■関連用語
物流KPI
自立・自走できる組織へ
信頼と実績のJMACが、貴社の現状と課題をヒアリングし、解決策をご提案します。