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図解オムニチャネル・マーケティング戦略

著書
日本能率協会コンサルティング
小河原 光司
出版社
日本能率協会マネジメントセンター
A5判 224ページ
本体2,160円(税込)

この本の特徴

 大手流通業では「オムニチャネル」をキーワードにした事業構造改革が推進されています。その波が中堅中小の流通業や製造販売を一貫して行うメーカーにも及んでいます。
 本書は、流通業をはじめとする多くの企業の経営指導を行うコンサルタントがオムニチャネルをビジネスモデルとして理解するための「包括的な検討フレームワーク(枠組)」を提示し、具体的に推進する方法を図解でわかりやすく説明する、ノウハウ満載の実践書です。『1オムニチャネルの基本知識+2実現に向けたやり方』がわかります。

目次

第1章 オムニチャネル・マーケティング戦略をはじめよう
  1. お客様の買い物の仕方が変わった
  2. スマホを使ったクーポン配信や自宅配送だけがオムニチャネルではない
  3. オムニチャネル・マーケティング戦略とは新たなビジネスモデルの構築活動である
  4. 大手小売業の強みが逆に弱みになる可能性
  5. オムニチャネル・マーケティング戦略が小売業が飛躍する秘策である
第2章 オムニチャネルの基本を理解する
  1. オムニチャネルの意味
  2. 顧客の購買行動の変化を理解する
  3. オムニチャネル・マーケティング戦略の狙いと目的
  4. オムニチャネル・マーケティング戦略推進における「3つのポイント」
  5. 戦略立案のための「オムニバイシクルモデル」
第3章 オムニチャネル・マーケティング戦略策定7つのポイント
  1. オムニCRM
  2. オムニMD
  3. オムニロジスティクス
  4. オムニコンタクト
  5. カスタマーインサイト
  6. オムニIT
  7. オムニマネジメント
第4章 オムニチャネル・マーケティング戦略を実行する
  1. オムニチャネル・マーケティング戦略策定STEP
  2. フェーズI:現状把握とありたい姿の設定
  3. フェーズII:オムニチャネル・マーケティング戦略策定
  4. フェーズIII:実行計画策定とモニタリング
第5章 オムニチャネル・マーケティング戦略実行の際の留意点
  1. バイシクルモデル間の一貫性をチェックしよう:要素間の整合性チェック
  2. バイシクルモデル要素のすべてを強化する必要はない:オムニチャネル・マーケティング戦略の重点志向
  3. 商品機能以外の便益に目を向けよう:"買う理由"の提示
  4. 個々人へのマーケティングとマーチャンダイジングを行おう:顧客を個人として識別しよう
  5. ITシステムがなくてもできることはある:パーソナルな対応の実現
  6. オムニチャネル・マーケティング戦略推進に伴う店舗負担増を見極めよう:戦略の現場への落し込み
  7. 実店舗とEC双方の強みを融合させよう:ショールーム店舗+ECモデルの萌芽とインパクト
  8. 顧客をどう囲い込むのかを真剣に考えよう:財布の中身をめぐる競争への発展
  9. MRやAR等のテクノロジーに対して興味をもち、感度を上げ続けよう
第6章 オムニチャネル企業事例

1 自社の差別化要素に基づいたバイシクルモデルの全体設計
 スノーピーク:商品軸からの差別化
 スーパーサンシ:顧客軸からの差別化
 ヨドバシカメラ:手軽軸からの差別化チャネルとECチャネルとの融合

2 特徴あるバイシクルモデル要素の展開
 アマゾン:オムニCRM
 青山商事:オムニCRM+オムニMD
 三井不動産:オムニMD+オムニマネジメント
 ザッポス:オムニコンタクト
 メガネスーパー:オムニMD
 ホツボス:オムニMD

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