技術の事業化 新商品・新事業のための技術活用テクニック

- 編著
- 日本能率協会コンサルティング(JMAC) R&Dコンサルティング事業本部
技術戦略センター
- 出版
- 日本能率協会コンサルティング
A5判 132ページ
Kindle版 本体1,100円(税込)
プリントオンデマンド版 本体1,650円(税込)
本書籍はAmazonオンデマンド(ペーパーバック)版のみの取り扱いのため、購入の際はAmazonサイトよりご注文ください。※書店での取り扱いはございません
本書の内容
技術を起点にした新商品・新事業の企画では、プロダクトアウト発想となりがちで、売れない商品となるリスクが生じやすいものです。
こうしたリスクを回避するには、その技術で顧客のどのような課題を解決できるのか、課題の解決でどのような価値を提供できるのか、という点を明らかにすることが重要です。
本書は、そのようなキーポイントを中心に、技術を起点に具体的かつ魅力的な新商品・新事業を構想し、構想の実現へ向けて筋道だったシナリオを描くための手法を解説した実務書です。
目次
1章 ゴールを設定する
1-1 新商品・新事業企画活動への期待
1-2 新商品・新事業開発の教訓
1-3 活動のゴール
2章 技術を理解する
2-1 技術の用途開発~その対象とねらい~
2-2 技術の用途開発における企業の悩みと革新ポイント
2-3 技術の棚卸し
2-4 技術評価
2-5 技術プラットフォームの設定
3章 顧客価値で発想する
3-1 技術/顧客価値変換
3-2 顧客価値発想法
3-3 社外有望技術起点の企画
4章 アイデアを出す、選ぶ
4-1 アイデアの探し方
4-2 アイデアの考え方
4-3 アイデアの選び方
5章 顧客価値を構想する
5-1 市場セグメント
5-2 ターゲット顧客の設定
5-3 顧客プロセス分析
5-4 ニーズ評価
5-5 コンセプトの検討
6章 顧客価値を具体化する
6-1 顧客価値の見える化「仮想カタログ法」
6-2 商品化に向けた開発課題の抽出
6-3 市場や競合視点からの企画の検証
7章 事業としての価値を検証する
7-1 事業ドメインの定義
7-2 ビジネスモデルの考え方
7-3 ビジネスモデルの検討ステップ
8章 事業構想にまとめる
8-1 ビジネス全体の俯瞰図
8-2 価値機能の構造化
8-3 事業展開のシナリオの描き方
9章 開発テーマを評価する
9-1 評価のフレームワーク
9-2 事業仮説のマネジメントシート
9-3 開発テーマの評価基準
9-4 開発テーマポジショニングマップ
9-5 レビューの場
10章 技術ロードマップをつくる
10-1 技術ロードマップの作成と活用
10-2 技術ロードマップ構築・活用上の注意点
10-3 研究開発部門の技術ロードマップ構築活動
11章 コストをつくり込み、マスタープランをつくる
11-1 コストのつくり込み(コスト開発)
11-2 コスト発生要因の検討
11-3 マスタープランの作成
12章 提案しながら開発する
12-1 提案書の作成
12-2 提案書の構成
12-3 顧客への提案
13章 実践事例
【事例1】エレクトロニクスメーカーA社
【事例2】精密機器メーカーB社
【事例3】化学メーカーC社
【事例4】医療機器メーカーD社
JMACライブラリ
-
コラム
JMACコンサルタントがコンサルティングの現場で得た経験や知見、問題解決の視点などをコラムで紹介しています。
-
Business Insights(広報誌)
経営トップのメッセージ、JMACのコンサルティング事例を掲載した広報誌『Business Insights』を公開しています。
-
JMAC TV
JMACが提供する動画配信ストリーミングサービスです。産業界とあらゆる関係組織の経営革新活動の一助として人と組織の成長を支援し、広く社会に貢献することを目的としています。
-
経営のヒント
日本を代表する企業の経営トップの方から、経営革新や価値創造の実例、経営のヒントとなる視点や考え方を伺いました。
-
用語集
JMACコンサルタントがわかりやすく解説するオリジナルの用語集です。基本用語から重要用語までを厳選しています。
-
書籍
JMACコンサルタントが執筆・監修した書籍、技術資料、その他出版物を紹介します。