お知らせ(2021年2月)

「第8回 ものづくり・現場力事例フェア」3月1日からYouTubeで配信

2021年2月25日

第8回 ものづくり・現場力事例フェア

開催のねらい・目的

TPMコンサルタントおよびTPM優秀賞審査委員が推薦する優れた事例をご発表いただき、毎年非常に高い評価を博している「ものづくり・現場力事例フェア」を、今年度も開催する運びとなりました。なお、従来は集合型の事例発表会として開催してまいりましたが、コロナ禍の現状を鑑みまして、今回は録画した事例をWEBにて配信させていただきます。
製造企業を取り巻く厳しい状況の中、最新の事例をご聴講いただける貴重な機会です。今後の皆さまの活動に役立てていただければ幸いです。

主 催

株式会社日本能率協会コンサルティング

共 催

公益社団法人精密工学会 ライフサイクルエンジニアリング専門委員会
一般社団法人日本機械学会 生産システム部門

開催日時(視聴期間)

2021年3月1日(月)10:00(木)~6日(土)17:00
上記の6日間、同フェアのプログラム(約8時間予定)が繰返し放映されます。ご都合の良い時間で、希望される事例発表を視聴いただく形となります。

参加料・お申し込み

参加料:3,300円(税込)/1名 

※2021年3月4日までにお申し込みください
(お申し込み後にご案内メールをお送りします。参加料は3月10日までに銀行振込でお願いします)

視聴方法

YouTubeで配信します。お申し込み受付後、視聴URLをメールでお送りします。

申し込みは終了しました。

ものづくり・現場力事例フェア プログラム(約8時間)

■特別講演1

タイトル「ライフサイクルメンテナンスマネジメントのすすめ ~IoTなどの先進技術の活用のために~」
早稲田大学理工学術院 名誉教授 TPM優秀賞審査委員
髙田 祥三 氏

IoT、ビッグデータ分析、AIなどの技術が注目を集めるなかで、メンテナンスの分野においてもそれらの技術の適用が盛んに試みられている。しかし、ともすると個々の技術にばかり目が行きがちで、それらを活用していかにメンテナンスの効果を高めるかというメンテナンスマネジメントの視点が十分に意識されていないように思える。対象設備のライフサイクルを通じてその機能を最大限に発揮させるというメンテナンスの目的を達成するためには、人、もの、金、情報などのメンテナンス資源を適切に選択・組合せることが必要である。また、その際には設備特性に応じてO&M(運転とメンテナンス)やRBM(リスクベースメンテナンス)などのマネジメントアプローチの考慮も重要である。本講演では、ライフサイクルメンテナンスマネジメントの基本的な考え方を、設備の劣化故障特性と影響度の観点から整理するとともに、事例を通じてその意義を説明する。

■特別講演2■

タイトル「IoTが紡ぐ価値共創による新たなものづくり」
神戸大学大学院 システム情報学研究科システム科学専攻 教授
貝原 俊也 氏

情報技術の生活浸透に伴いドイツのインダストリー4.0を初めとして世界中にIoTを駆使した新たな概念が提唱され、ものづくりにも変革が求められている。ここでIoTによるものづくりの変革は、単に工場内や工場間の統合化だけにはとどまらない。IoTによりあらゆるものがネットワークでつながる現代において、今やユーザが積極的に製品設計に関与し、個々人が自身の目的やライフスタイルに基づく価値創造に貢献するしくみを確立することが可能となりつつある。製造側にとっても単なる製品の提供というレベルから、製品を使って実現される価値(使用価値)の提供を実現することが可能となる。このようなユーザと製造側の双方による価値共創の新たなものづくりへの転換は、製品のコモディティ化に苦しむ我が国の製造業にとって、今後、現状から脱却し国際競争力を保持し続けるための重要なパラダイムシフトとなるであろう。

■「2021ものづくり川柳大賞」入選作品紹介
■事例発表:7事例を予定(事業場名50音順)

●安全文化を創り出す人間力と現場力(荒川化学工業株式会社・水島工場)
(2019年度TPM優秀論文賞マネジメント部門第2席)
 当工場は2001年TPMキックオフし、2004年優秀賞、2011年優秀継続賞、2013年よりパートⅢの活動を継続している。化学工場の安全文化醸成のために、TPM活動を通した人財育成、特にオペレータに求める人間力を定めて取り組んだ。結果として、気づき(感性)とやる気の向上に繋がり、人間力と共に現場力が向上し、安全・安定操業を継続している。
 現在、自主保全活動の第7ステップを繰り返す(2巡目)活動を行っている。自主保全活動のステップ展開と人財育成の狙いを明確にすると共に、第7ステップを繰り返して、人間力と現場力を永遠にスパイラルアップできるシステム創りを試行し、安全文化の醸成を推進している活動を紹介する。

●自主保全活動を基盤とした現場力の向上(荒川化学工業株式会社・水島工場)
 当工場は2013年よりパートⅢ活動を開始。自主保全活動を基盤とした人財育成と現場力の向上を目指している。現在、第7ステップは1~6ステップの見直し振り返りと再工夫・再改善をキーワードとして活動。更に①ブラインド緊急処置訓練、②ノウホワイ記載マニュアルの見直し、③安全解析手法に取組んでいる。
 また、改善事例として、『慢性化している設備の原料供給不足に関わる手作業増大の解消』として、 ①搬送コンベアの傾斜化と②Vベルト・テンションを測定して張力管理によって適正に設備を管理した。結果として、大幅な手作業を削減した活動を紹介する。

●廃プラヤード作業改善~自分たちの設備を安全で綺麗で使いやすく~(エコシステム山陽株式会社)
 当社の廃棄物処理工程の一つに廃プラスチックの破砕がある。この破砕業務は長年にわたり協力会社に委託していたが業務の内製化により自分たちが担当することになった。そこで、新たな作業場で新たな業務を行うにあたり、安全で効率的な作業を実現するためリスクアセスメントの実施、不具合箇所の是正、作業改善の活動を行った。
 活動の結果、不具合箇所16件は全て是正され、作業時間は182時間/月から108時間/月に削減することができ、活動目標を達成することができた。(これらにより103,600円/月のコスト削減効果が見込める)

●大口径Oリング仕上機の作業効率の改善(株式会社阪上製作所)
 弊社では本社、船橋、青森の各工場でTPM活動に取り組んでいます。今回は2018年にキックオフを宣言し、第3ステップまで活動をおこなっている39チームの中から、船橋工場の大口径(Φ300~Φ1500)Oリング製品の仕上工程での改善事例について紹介させて頂きます。
大口径Oリングは断面も形状も円形をした合成ゴムの製品です。上下2分割の金型を使用して加硫成形した際に生じるバリ部を専用機械の回転ヤスリで擦り仕上していますが、この際に沢山飛散している擦ったバリの粉の処理についてTPM活動を通して改善し、作業効率の向上を達成した事例となります。

● ブロー成形機 自主保全第5ステップ活動(サントリープロダクツ株式会社・天然水南アルプス白州工場)
 ライン全体課題で保全時間削減(SDロス削減)が掲げられている。工程毎に現状解析を行うと、ブロー成形機の保全時間が律速となっていることがわかった。自主保全5ステップ活動を通じて、作業の効率化(作業方法の見直しや外段取り)を行い、保全時間削減を達成する。

●アルミニウム缶自動倉庫 出庫時間短縮活動 ~前送りによるクレーン待ち時間削減~(昭和アルミニウム缶株式会社・小山工場)
 日本初のアルミ缶製造会社として創業した当社では、お客さまと一体となって消費者ニーズにマッチした製品を生産し続けており、1日に200万缶を超える製品を自動倉庫から出庫しています。
 出庫した製品はトラック輸送でお客様にお届けしていますが、トラックドライバー長時間労働の改善はサプライチェーン全体での課題です。自動倉庫内のロボットとクレーンの動作に対して連合作業分析をして、トラックドライバーの荷待ち時間の削減を図りました。連合作業分析は「人と人」、「人と機械」の作業状況をチャートにしますが、今回は機械と機械の作業状況に連合作業分析手法を活用してみました。

●瞬時電力原単位管理による省エネ活動2 ~瞬時エネルギー原単位~(昭和アルミニウム缶株式会社・大牟田工場)
 1969年に日本初のアルミ缶製造会社として創業した当社では、1973年にアルミ缶リサイクル協会を設立し、アルミ缶を回収、省資源・省エネルギーを実践しています。
 第3回ものづくり・現場力事例フェア(2016年)で当社が発表した「瞬時電力原単位管理による省エネ活動」の続編として、エネルギーロスを更に見える化して省エネにつなげた事例を発表します。
 瞬時原単位とは、エネルギーロスを日毎や月毎の原単位から探すのではなく、FAシステムも活用して原単位の変化を時間単位で見えるようにする方法です。これにより今まで気付かなかったエネルギーロスを明確にして改善すべきポイントが明らかになります。

※テキストは視聴ご案内メールのリンクからPDFデータ(ZIP圧縮)をダウンロードできます

申し込みは終了しました。

お問い合わせ

日本能率協会コンサルティング TPMコンサルティング事業本部
TEL: 03-4531-4314
E-mail: consapo@jmac.co.jp

これまでの開催

第7回 ものづくり・現場力事例フェア 内容を詳しく >

第6回 ものづくり・現場力事例フェア 内容を詳しく >

第5回 ものづくり・現場力事例フェア 内容を詳しく >

第4回 ものづくり・現場力事例フェア 内容を詳しく >

第3回 ものづくり・現場力事例フェア 内容を詳しく >

第2回 ものづくり・現場力事例フェア 内容を詳しく >

第1回 ものづくり・現場力事例フェア 内容を詳しく >

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JMACのスマートファクトリー構築の進め方が全能連マネジメント大賞を受賞

2021年2月 4日

全日本能率連盟(全能連)は『全能連マネジメント・アワード』(旧全国能率大会)の受賞者を発表しました。

下記のとおり、JMACの毛利大(シニア・コンサルタント)の『「TAKUETSU PLANT Design Method」JMACスマートファクトリー構築の進め方』が全能連マネジメント大賞を、大崎真奈美(チーフ・コンサルタント)と星野誠(チーフ・コンサルタント)の『広域自治体組織における組織開発の全面展開促進支援』はコンサルタント・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

全能連は創立70周年の節目にこれまでの全国能率大会を『全能連マネジメント・アワード』として開催、4つの「オブ・ザ・イヤー」、特別賞、全能連マネジメント大賞が設けられています。第一次審査を通過してた5つのテーマから、2月3日の第二次審査(発表会)により各賞が決定しました(全能連のホームページを参照)。

全能連マネジメント大賞

mouri_300_400.jpg「TAKUETSU PLANT Design Method」JMACスマートファクトリー構築の進め方

日本能率協会コンサルティング 毛利 大



TAKUETSU PLANTについて詳しく >

コンサルタント・オブ・ザ・イヤー

osaki_hoshino.jpg広域自治体組織における組織開発の全面展開促進支援

日本能率協会コンサルティング 大崎 真奈美/星野 誠

組織開発KIについて詳しく >

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