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5C

 5Cとは、自社の現状を把握し、自社の戦略を明確にするためのフレームワーク。5つのCで構成されている。
 JMACでは、以下の5つを提唱している。

  1. Customer(顧客)
  2. Competitor(競合)
  3. Company(自社)
  4. Customer's Customer(顧客の顧客)
  5. Customer's Competitor(顧客の競合)
(上記4、5にかえて、Collaborators(協力者)、Context(背景)をあげる説もある)

 JMACの5Cは、従来からある3Cをベースにつくられている。
 従来からある3Cにおいては、特に顧客の期待を明確にすることが求められる。その期待は、「自社にとって都合のよい期待」や「的外れな期待」であってはならないが、検討した期待が、自社にとって都合のよい期待なのか、そうでないのか、その判定は難しい。

 そこで、検討した顧客の期待に妥当性があるのか検証するために、④Customer's Customer(顧客の顧客)と⑤Customer's Competitor(顧客の競合)の2つの視点で検討する。
 検討した顧客の期待は、④Customer's Customer(顧客の顧客)の期待からみて、妥当性はあるか⑤Customer's Competitor(顧客の競合)の動き、強みからみて、妥当性はあるか、と検証する。こうすることで、妥当性の高い顧客の期待を検討できる。

文責:JMACコンサルタント 掛足耕太郎)