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有楽製菓株式会社
用語集
標準時間とは生産計画、作業計画、生産性評価、標準原価見積、生産方式の評価を行うために活用される不可欠な「時間標準」と言える。一般的に標準時間は以下のように定義される。
もっと簡潔にいえば、「現在の作業標準に従って行われる作業に要する時間」である。
標準時間の設定手法として、タイムスタディーによる直接時間設定法があるが、現在は世界標準に準拠したPTS法(注)によって設定する方法が世界的に主流となっている。
現在、世界的に活用されているPTS法にはMOST法、MTM法、WF法などがあり、日本能率協会(JMA)が1958年にWFを、1975年にMTMを、1985年にJMAから分社した日本能率協会コンサルティング(JMAC)がMOST法を日本に導入し、現在ではMOST法が標準時間の設定手法として広く普及している。
(注)PTS法(Predetermined Time Standard):作業を人間の基本動作に分解し、その動作と条件に応じて、前もって定められた時間値のテーブルから標準時間を設定する手法。
(文責:JMACコンサルタント 小田 哲)
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