目指すべき北極星は目の前「ニコニコ活動」が組織を変える

第一三共バイオテック株式会社
用語集
人事評価制度の目的に沿って、適切な人事評価を行うために評価スキルの向上をねらって評価者に対して行う教育。
これまでも、主観的になりがちな人事評価を客観的に行うために、評価項目の定義の明確化や評価基準の明確化などの工夫が行われてきたが、人事評価には人が介在する要素が大きく、評価者のスキル向上は多くの企業にとって依然として課題として存在している。さらに、人事評価制度の目的として、「処遇の決定根拠」だけではなく「人材育成の促進」の要素が重要視されてきており、人材育成の主体である評価者に対する教育がますます重要になってきている。
「人材育成の促進」を意図しているため、「正確な測定」よりも「公正で納得できる評価」が求められている。そのため、評価者研修は以下のような要素で構成される。
近年の傾向として、とくに「人事評価の視点・判断の目揃え」「フィードバック・育成へのつなぎ方」について演習で体感し、実務に活かしたいとするニーズが強い。また、評価者からは「自信を持って評価に取り組めるようになった」、被評価者(評価対象者:部下)からは「評価者が評価教育を受けているのを知って、評価結果を真剣に捉えるようになった」というような副次的な効果も期待できる。
評価者研修を行うタイミングは、「新たに管理監督者に就くタイミング」「人事評価制度を改訂したタイミング」が一般的であるが、一度では評価のバラつきが修正しきれないため、定期的、あるいは昇進のタイミングで繰り返し行う企業もある。
一方で、「評価結果をどのように解釈して自らの成長に活かすか」という観点から、被評価者(評価対象者)研修を行う企業もある。とくに目標管理制度を導入している場合には、目標設定研修と合わせて行うことも多い。
(文責:JMACコンサルタント 増山 弘一)
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