連合作業分析

 連合作業分析とは、連合作業を行なう「人と人」または「人と機械」の作業状況を「単独作業」「連合作業」「不稼働」の各性質に区分してチャートに表し、ロスや改善のねらい目を明確にする手法で、サイクルタイムの短縮や要員数を減らすことを目的としている。
 たとえば、旋盤を使った部品加工を例にすると、作業者は加工前のワークを旋盤に取り付け、旋盤は切削をはじめ、切削が終わったらワークを取り外す。そして加工精度を満たしているかの寸法測定を行い、良ければ作業は1サイクルが完了となる。これを連合作業分析でチャートにしたものが下図である。この図から切削中は作業者は手待ち、つまり「不稼働」となっていることが一目でわかる。

【現状】サイクルタイム:180秒

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 一方、次の図は改善後の作業を連合作業分析でチャートに表したものである。
 改善後は切削時間内に一つ前のサイクルで加工したワークの寸法測定を行うようにすることで、サイクルタイミムが150秒まで短縮されている。このように作業のタイミング的な制約によるロスを浮き彫りにし、改善を行うのが連合作業分析である。 

【改善後】サイクルタイム:150秒

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(文責:小田 哲 チーフ・コンサルタント)