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ワン・トゥ・ワン・マーケティング(One to one Marketing)

 市場全体を同一とみなすマス・マーケティング、市場を細分化してアプローチするセグメント・マーケティングに対して、顧客一人ひとりに個別にアプローチするマーケティング手法をワン・トゥ・ワン・マーケティングという。企業と顧客のコミュニケーション手段として電話やFAXに加え、インターネットやE-mail、SNSが普及したことにより飛躍的に発展した。
 人的に常連客の顔や名前、好みや履歴を覚えられる小規模事業でなければ、ワン・トゥ・ワン・マーケティングは属性情報や利用履歴等の顧客情報を蓄積するシステムを伴うことが多い。この場合はホームページに個人を識別してログインするなど、システム的なワン・トゥ・ワン対応となる。
ワン・トゥ・ワン・マーケティングの目的は、新規顧客の獲得よりもデータ活用による既存顧客との関係強化を目指すことが中心となる。そういった観点からするとCRM(customer relationship management)と同じ目的といえる。具体的には、利用履歴に応じた離反防止やクロスセル・アップセルを促進するといった施策を打つ。データ分析にもとづく個別アプローチにより施策のヒット率を高めることが期待される。


(文責:渡邉聡 シニア・コンサルタント)