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顧客セグメンテーション

 何らかの考え方で「分けてみること」をセグメンテーションといい、「顧客セグメンテーション」とは顧客を分けてみることをという。顧客の価値観の多様化などを背景に、顧客をすべて同一視するマスマーケティングの限界が語られるようになり、市場を細分化してアプローチするセグメンテーションの考え方があらわれた。

 主な顧客セグメンテーションの考え方に以下のようなものがある。
①デモグラフィック:年代、性別、職業、所得など人口統計的に分ける考え方
②ジオグラフィック:国、地域、気候など地理的条件で分ける考え方
③サイコグラフィック:価値観やライフスタイル、行動様式などの特徴で分ける考え方

 顧客セグメントによるアプローチにはメリット・デメリットがある。メリットはセグメントの特徴に応じたアプローチによって施策のヒット率が高まることが期待できる点にある。しかし、顧客をセグメントしてアプローチする場合、特定のセグメントにアプローチする、あるいはセグメントごとに異なるアプローチをするということになる。つまりターゲットを絞り込んだり、複数の施策を行うことになるが、これが非効率をもたらす可能性をデメリットとして含んでいる。例えば、低価格化のような多くの人に共通する価値観であればマスアプローチのほうが効率的ということになる。

(文責:渡邉聡 シニア・コンサルタント)