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新年のごあいさつ

2024年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。

この度の能登半島地震で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早い復旧復興をお祈り申し上げます。 

       

昨年を振り返りますと、5月にコロナが第五類に移行され、国内外の事業活動も平常化されつつあります。また、企業のサステナビリティ経営に向けた取り組みも進んでおり、昨夏の猛暑でも議論のあった地球沸騰化への対策の他、企業が社会にどう貢献をしていくかという社会価値創出に向けた事業展開も加速化しています。

 一方で、今後の先行きには地政学的な影響も懸念される状況にあります。例えば、ウクライナ侵攻やパレスチナ問題や今年各国で行われる国政選挙の影響です。
 台湾、インドネシア、インド、ロシア、そして2024年末には米国大統領選と、この結果により新たな外的環境の変化が引き起こされる中で、われわれは道を、より見極めながら進んでいく事となるでしょう。

 国内でいえば、人口減少に伴う様々な社会課題の表出や、先の地政学的影響にエネルギー問題も含めたサプライチェーンリスクの増大が懸念されます。

        

 さて、JMAC本社のある芝公園近くに、先般「麻布台ヒルズ」がオープンいたしました。この「麻布台ヒルズ」プロジェクトは、1989年のプロジェクト開始から2023年末の施設開業までに、30年以上の時間と計画を要したと聞いています。
 この長期にわたるプロジェクトでは地域の方への信頼を構築し、時間をかけても成し遂げる、その意志の強さを軸として、人としての深みをもった事業と成し遂げられたと感じています。その根本は長い時間をかけて構築された「人間の信頼性」であり、JMACの基本綱領に掲げている一つとして、私たちもこの大切さを改めて感じざるを得ません。

       

 また第四次産業革命と言われて久しくなりますが、国内産業界の構造も大きく変わってきています。生成AIも含め、”人類史上”という文脈で社会と産業に変化をもたらす技術革新はいたるところで起こっています。ただし、例えばスマートフォンに代表されるよう、プロダクトとしての斬新性と、そのプロダクトが持つ”意味”の斬新性とはイコールではない場合がありますので、私たちは「それがもたらす意味を見極める」ことに意識を向けることが肝要と言えるでしょう。それを私たちは基本要綱で「技術の信頼性」と呼び、改めて信頼性とは何かについて深める時ではないかと感じています。

 私たちは、根本的な変化が起こる時代、これまでの常識が変わる曲がり角に向き合っていると言えます。この大きな変化を確実に駆け抜けるためには、「人間の信頼性」を得て、そして「技術の信頼性」に基づいてイノベーションを起こし続けることに、これまでとは異なる視点を取り入れつつ、一層速いスピードで取り組まなくてはなりません。

      

 本年も、われわれは「基本要綱」に基づいて、「JMAC:Move as oneー現場から、会社と社会を変えるー」の真摯に取り組みを通じて、新たな社会価値の創出に貢献して参ります。

2024年1月吉日
株式会社日本能率協会コンサルティング
代表取締役社長 小澤勇夫 

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