
ビジネスインサイツ
ファスナーの世界市場に挑むYKKの技術と精神
この冊子で読み解く、経営のヒントと実践知
Management tips
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ファスナーの世界市場に挑むYKKの技術と精神
代表取締役社長 大谷 裕明 氏
今回は、JMACトップセミナーの基調講演(2019年3月12日開催)をベースに、ファスニング事業におけるビジネスの視点を紹介する。 YKKが製造するファスナーは国内では高いシェアをもつ。しかし、目を向けるのは世界市場。なぜなら、YKKグループの最終ゴールは収益の最大化ではなく、全ステークホルダーへの貢献度の最大化だからだ。同社のファスニング事業では、世界73カ国/地域でグループ約4万5千人のうち約2万6千人の社員が働く。売上は「顧客からの支持」を、利益は「事業の持続性」を表すバロメーター、株式は経営への参加証というのがYKKのスタンスだ。アパレル市場、縫製市場が劇的に変化し続けている今、ファスナーの「スタンダード」「BOP(ベース・オブ・ピラミッド)」セグメントに挑戦する秘策とは何か。 -
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