【001生産管理概論】 生産管理とは
生産管理のべからず集
計画を立てることは製造原価、工場損益、資金繰りを決定すること。挑戦目標の設定と改革・改善実施計画の"計画・管理サイクル"を確立することが大切である。
ねらい:コスト
キーワード:製造原価、目標値
会社では、年次、月次、週次などさまざまなタイミングで計画が立案されている。これは、計画がなければ、実際の活動を行った際に利益が出るのか、いつまでに何をどれだけ準備しなければならないか分からないからである。
逆に言えば、計画を立てることが、製造原価や工場損益、資金繰りを決めることになる。
計画の中心は、何をどれだけいくらで売るのかを決める販売計画と、そのためにどれだけの製品をいくらで生産するのかを決める生産計画である。
生産管理では、生産計画を立案することが役割になるが、計画を立案するための元となる操業度の設定、目標歩留まりや目標時間の決定をするので、結果的にそれらが損益を決めることになる。
製造原価や工場損益、資金繰りは、終わってから計算しても意味はない。計画を立てる時点で、製造原価がどうなるか、損益と資金繰りに問題がないかを明らかにすること、そしてそのギャップを埋めるための改革・改善実施計画を立て、推進するのに有効な目標値を明確にすることが必要である。
そのためには、計画を立てたら、目標歩留まりと目標時間から、製品(目標)原価と製造原価を計算し、損益、資金繰りが素早く求められる仕組みを構築しておくことがポイントとなる。
【テーマ例】
現場改善/工場建設/品質保証/生産技術戦略/設備改善/IE・標準時間設定/TPM ほか
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【テーマ例】
購買調達改革/物流改革/倉庫改善/在庫削減/リードタイム短縮/SCM ほか
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