「現場起点」で 農業ビジネスを変える

2024.12.31
JMACレポート
茂木 龍哉
今井 一義
大野 晃平
柳沼 草介
コンサルティング・サービス
生産者数減少、生産基盤縮小・・・農業界の変革は待ったなしの状況にあります。
農業界の変革においては、個々農業経営体の生産性/付加価値向上が第一に重要です。それらの実現のためには、個社での改善・改革に加えて、さらに広い視点での改革が必要となります。
JMAC農業コンサルティングチームでは、下記の3つのアプローチで、個々農業経営体の作業改善的レベルから、地域・産地・フードバリューチェーン全体の改革まで、ミクロマクロの両面の観点から、農業の改革を推進しています。
JMACがもっとも大事にしていることは、【常に農業生産“現場”起点でものごとを捉え、事実を的確に把握し、農業者・農業経営者の課題解決を実現すること】です。
徹底的に現場に入り込んで、観測・分析を通じた定量的な評価をもとに、経営者、現場担当者とディスカッションを重ねながら、経営改善・収益向上を支援します。経営課題に応じて、支援テーマは多岐にわたるため、簡易経営診断を通じて重点化し、設定します。
生産基盤が縮小していく地域・産地においては、成行きの危機感とそれを反転させるための産地・地域全体のビジョンを描くことが重要です。
ビジョンに基づいて、物流・施設等の運営効率化や新事業による付加価値向上に向けて、具体的定量的な現状調査を踏まえ、抜本的改革をプランニングします。「総論賛成・各論反対」を乗り越えるため、進め方にも工夫を凝らし、改革推進を支援します。
また、耕種農業では、仕事量の季節変動が大きく、仕事量と労働力(人・設備)の適正化が課題です。地域内では農福連携や異業種連携の推進、より広域な観点では、機械や人材などの産地間シェアリング・コントラクターサービス等を推進することも、農業経営体の収益向上のために重要なテーマになります。
フードバリューチェーン視点での改革も重要です。需給の変動によって生じるロス低減の取り組みは、生産(供給)側・需要側双方の連携をとらなければなりません。
また収穫の機械化・スマート化等による生産性向上効果を発揮するには、農産物を受け入れる需要側の体制の整備も必要な場合も多くあります。
リスクや手間を押し付けあうのではなく、フードバリューチェーン全体で俯瞰して問題点をみたときに、どこにロスがあり、どうすればそのロスを解消できて、生産(供給)側・実需側ともにWin-Winの関係になれるのか、といった観点で改革実証を推進します。
[対象品目]
土地利用型作物(米麦穀物類)、露地野菜、施設栽培、果樹、花卉、畜産
経営方針・戦略改革
生産現場改革
経営基盤改革
-中計・事業開発・事業再編―
事業改革・コストダウン
販売拡大・商品開発
人材育成
・スマート農業事業
https://www.naro.go.jp/smart-nogyo/r2/subject/rojiyasai-kaki/136240.html
・農業の生産性向上のためのコンサルティング等業務
https://nogyo-kaizen.maff.go.jp/
・農業ICT導入効果分析、普及推進事業
/news/items/AGRI_ICT_2019_casestudy_jmac.pdf
/news/items/agri_ict_products_2019.pdf
・農業用ハウス施工に係る経費の最適化に関する調査委託事業
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/attach/pdf/onshitsu-40.pdf
・スマート農業普及・導入支援事業
・小規模農業者における継続的営農モデル構築支援事業
・食料品の多様化する購買形態と物流への影響に関する調査
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/ryutu/attach/pdf/buturyu-57.pdf
・農業機械シェアリング実証事業
・生産者とレストラン直結地産地消ビジネスモデル構想立案
・地域産品のブランド化戦略立案
・産地連携における中核農業経営体の生産性向上支援
・普及指導員/営農指導員向け営農経営指導研修/講演
・農業経営における営農データ活用ワークショップ
企業的農業経営が「魅力ある農業」を実現する
/column/series/imai_kazuyoshi/
第6回 経営資源の活用度を見える化して全体最適へ
/column/detail/imai_006.html
第5回 綿密な計画で情報・モノ・作業を清流化
/column/detail/imai_005.html
第4回 収益を管理して利益を倍増する
/column/detail/imai_004.html
第3回 標準化で「品質向上」「生産性向上」を実現する
/column/detail/imai_003.html
第2回 ネック工程を改善して生産能力を2倍に
/column/detail/imai_002.html
第1回 企業的農業経営が抱える課題をどう解決していくか
/column/detail/imai_001.html
社会価値向上に向けたJMACの取り組みと思い
/column/detail/eyes025.html
協同農業普及事業について
https://www.maff.go.jp/j//seisan/gizyutu/hukyu/h_siryo/attach/pdf/h_kikukai_r01-5.pdf
ものづくりのノウハウで「儲かる農業」を実現
https://special.nikkeibp.co.jp/NBO/businessfarm/agribusiness/12/
女性経営者の経営力アップへ “カイゼン”を習得、経営マインドの共有
/news/agrirepo_05.pdf
事業規模倍増を実現する 企業的農業経営
/column/161214_agroinnovation2016_jmac_seminar.pdf
変動対応を強化して 強い農業経営を実現する
/news/seminnar_summary_agricuiture_20151119.pdf
農業改革によるアグリビジネスの拡大と発展
/recruit/project/09/
自立・自走できる組織へ
信頼と実績のJMACが、貴社の現状と課題をヒアリングし、解決策をご提案します。