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実習を通してものづくりを学ぶ!Kart Factoryとは

実習を通してものづくりを学ぶ!Kart Factoryとは

カートファクトリー(Kart Factory)は、ものづくりの体感アクションラーニングです。

実際の現場を再現した空間で、ペダルカートをつくりながら、ものづくりに面白さ、IE・QC・VE等の管理技術の重要性を身に付けることができます。
"やりながら学ぶ"、"失敗から学ぶ"プロセスを実践し、創造性、考える力を醸成します。チームで生産性向上にトライし何をどうすれば改善できるのかを体験するプログラムで、JMACではそれを"リアル・シミュレーション"と呼んでいます。  

カートファクトリーはJMAC海外法人で2006年に開発され、多くの海外メーカーで導入されています。
これを日本版にアレンジし、2014年4月に逆輸入しました。

Kart Factoryで学べるポイント

  • チームによる問題解決の進め方
  • 標準化を軸にした、継続的な改善活動の進め方
  • チームリーダーとしての考え方、振舞い、リーダーシップ
  • 工程での品質の作りこみの進め方
  • 作業改善、ライン効率アップの進め方
  • 多品種に対応する工程設計、部品供給の進め方

Kart Factory プログラムの一例

  1. チームでカートの組み立て・分解を実践
  2. 実習演習では所定の時間内に、良品を何台組み立てられたかを記録
  3. レクチャーされた、改善手法、ポイントを実践し、改善効果を体感
  4. 実践の際の失敗、間違いなどを振り返り、気づき、改善ノウハウを蓄積

人数

実施可能最低人数:9名

ベーシックコース上限30名、デザインコース上限15名

日数 2日コース、3日コース

カートファクトリープログラムの例

Kart Factoryの歴史

2006年
JMAC Scandinavia (Sweden) がSwedish Automotive Supplier協会(FKG)から依頼を受け、 MERA Research Fund(政府系ファンド)の資金援助のもと“Innovatum Teknikpark (Trolhattan)”内にトレーニングセンターを立ち上げ。

2010年 Kart Factory (イタリア)
カステランツァ大学(LIUC)、及びチェルト(SAIグローバル)と
提携し上記プログラムを発展させイタリアに導入。
大学のMBAプログラムにも組み込まれる。

2012年 Kart Factory (マレーシア)
Selangor Human Resource Development Center(SHRDC) と提携し上記プログラムの一部をマレーシアへ展開
※1992年、連邦政府、セランゴール州政府とデンソー、松下、モトローラなどの企業支援により設立。
連邦政府と州政府のファンディングで運営。ミッションはコンピテンシー開発による製造業とサービス業
おける個人と組織のパフォーマンスの改善。年間多数の実践研修を実施。    

2014年 Kart Factory (日本)
2014年4月から、慶應義塾大学理工学部IE実験室にてオープン。