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アンコンシャス・バイアス研修

特徴

現在、さまざまな業界や企業に注目され、導入され始めているアンコンシャス・バイアス研修。
アンコンシャス・バイアスとは、「自分自身は気づいていない物事の見方や捉え方の偏り」のこと。
放置しておくと、個人単位でも組織単位でも、大小さまざまな弊害をもたらすと言われています。

ダイバーシティやインクルージョンというキーワードが注目される昨今。
アンコンシャス・バイアスをコントロールする力は、必要な基礎能力となりつつあります。

JMACでは早くからアンコンシャス・バイアス研修を開発。
プログラム内容も進化してきました。

一般的なアンコンシャス・バイアス研修はチームマネジメントに有効と言われ、“他人への”アンコンシャス・バイアスに注目しがちです。
JMACのアンコンシャス・バイアス研修は、“自分自身へのアンコンシャス・バイアス”にも注目。
チームマネジメントにはもちろん、イノベーションの生まれづらい現場にも効果があることが特徴です。

アンコンシャス・バイアスは誰もが持っている 

ステレオタイプと呼ばれる固定観念も、アンコンシャス・バイアスの一つです。

ステレオタイプなアンコンシャスバイアス

アンコンシャス・バイアスそのものは良い悪いというものではありません。
大量の情報を処理し、すばやく行動/判断するために欠かせない思考です。

一方で、自動的(無意識的)に脳内処理されがちな思考のため、修正が困難であると言えます。
この思考をきちんとコントロール下におくことが重要なのです。

自分に対するアンコンシャス・バイアス? 

「やりたいと思っているはずのことを、実行にうつせない。」
こんな場合、多くの人が自分の能力(の低さ)や環境に原因を求めます。
しかし、自分の行動を妨げている最大の原因は「アンコンシャス・バイアス」にあるのです。

自覚はなくても無意識に思っていること

こうした自分に対するアンコンシャス・バイアスの存在は、社会人になっても教えてもらえる機会もなく、多くの人が知りません。

自分の中のアンコンシャス・バイアスに気づく。
そして、それが自分に対して悪さをするときにコントロールする。
これが出来るようになれば、やりたいと思っていることを実行に移すことができるようになるのです。

アンコンシャス・バイアス研修を取り入れるべき理由

自分の行動を支配するのは、環境や能力ではありません。
「自分は誰と共にあるか」「自分の役割は何か」「自分は何を大事にしているか」といった、自分に対するアンコンシャス・バイアスです。
スキルを身に着け、環境を変えても、アンコンシャス・バイアスの影響が強ければ人の本質は変わりません。

社員やメンバーの行動を「自律的にしたい」「積極的にしたい」「挑戦してほしい」と思っていませんか?
そのためには、このアンコンシャス・バイアスの根本を理解し、状況に応じてコントロールできるようになっていくことが重要。

アンコンシャス・バイアス研修は、現場や会社に改革をもたらす万能薬となりうるのです。

研修の種類

JMACが提供するアンコンシャス・バイアス研修は、「自分を理解する」「自分自身をコントロールする」といった、根本的で汎用的な内容です。

そのため、どのような業務・境遇の方でも受けていただくことはできますが、「やりたいことができない」状況になりやすいプロジェクトリーダー・管理職層に受けていただくのがおすすめです。

もちろん、新人研修に組み込む企業もおり、対象によってカスタマイズも可能です。

マネジメント研修

自分のアンコンシャス・バイアスに気づく。
そのことで、新しい仕組みの導入や上司に対しての反対意見など、今まで挑戦できなかったことに挑戦できるよう促します。
その他に、感情のメカニズムの理解や人生の振り返り等を通して自分に対する理解を深めます。

また、コミュニケーションやチーム・マネジメントの基礎を合わせて学習。
自分が成し遂げたいことのためにチームメンバーや上司など周りの人たちとのアサーティブなコミュニケーションが実現できるようにしていきます。

イノベーション・リーダーシップ研修

新商品・新事業開発や、DXや働き方改革等の変革推進が必要な現場におすすめです。
こうした現場では、既存の仕組みや考え方に対して、異を唱えたり、失敗のリスクが伴うチャレンジをすることが必要です。
しかしながら、多くのケースでそれに躊躇し、行動に移せないケースが非常に多くあります。

研修を通して、自分の内面にあるアンコンシャス・バイアスに気づき、それが行動を阻害していることに気づきます。
また、イノベーション・リーダーに必要なアサーティブコミュニケーションや、フィールドでの観察力、メッセージ力の向上も、研修に組み込むことができます。

アンコンシャス・バイアス研修の流れ

アンコンシャス・バイアス研修の流れ

※貴社のお悩みによって、カリキュラムは柔軟なカスタマイズが可能です

実績

  • 機械部品メーカー 管理職向け研修
  • 化学素材メーカー 技術者のモチベーション向上研修
  • デバイスメーカー 新入社員自分ごと研修
  • システムベンダー 自己変革研修
  • 研修サービス提供企業 自己変革研修 等

お客様の声

  • これまで、部下に対して仕事を任せることができなかったが、自分の仕事に対する責任感の強さがそうさせているとわかった。これからは、部下に任せてその結果に責任をとる、という形で責任感を発揮しようと思った(機械部品メーカー技術者)

  • 変なアイディアを出したら、みんなの大事な時間をとってしまうのではないかと思って、アイディアを出すことができなかった。でも、相手の立場に立ってみれば変なアイディアを出してもいいんだということに気が付いた(化学素材メーカー研究者)

  • 相手が怒ったような様子を見ると、自分の意見をあまり言わない方がいいと思ってしまっていたが、自分のせいではないということがわかった。相手の反応を気にしすぎずに生活したい(システムベンダー社員)

  • メンバーがなかなか意見を言ってくれないのは、自分ごととしてとらえていないからだと腹を立てていたが、そうではなくてよく考えて発言したい、とか、理解が追いついていないといった背景があることがわかった。その点で工夫したい。(機械部品メーカー技術者)

  • 仕事が面白くないとおもって、正直辞めようかと思っていたが、自分のやりたいことをやるのに自分で全然動いていないと気づいた。それから、上司にも話をして少し自分らしい仕事にチャレンジできるチャンスをもらえた。それ以降、そのほかの仕事にも意欲が湧いて、全体的に楽しくなってきた(システムベンダー社員)。