ビジネスインサイツ80号

- ページ: 20
- 人も成長するはずだと将来を見据え
会社が目標を達成することで、個々
会社として経営目標があり、その
ために乗り越えるべき課題がある。
痛感しました ﹂
レッシャーを感じていたのだな、と
ぎるがあまり、ひとりで背負ってし
その一方、課題を真摯に受け止めす
多く、それを誇りに思っています。
﹁ 当社の技術者は責任感が強い人が
かった。今野さんは続ける。
てのことだが、そうは受け取られな
見ていることを感じますね ﹂
感しています。みんなが同じ方向を
中ではありますが、着実に変化を実
す場をつくっています。まだ改善途
ロジェクトの計画をワイガヤで見直
まう傾向がありました ﹂
み が ち で し た。 し か し、
と、自分でなんとかしようと抱え込
担当の技術者は誰に応援を要請す
ればよいかわからないし、わかって
いても頼めない。さらに自分たちは
司や仲間に見せて相談すればよいこ
の支援により自分の仕事の課題を上
見える化をして、この時期はきびし
一生懸命に業務を遂行しているが、
を導入することで職
とがわかりました。スケジュールの
し か し、
くなりそうなど見通しがつくように
なったので、事前に対策を講じて行
場の環境は変わってきたと今野さん
は話す。
改善が進んでいることを明るく話し
の支援の中で﹃ 心理的安全
特定の人ばかりが話していました。
るアドバイスも担当者や上司など、
﹁これまでは進捗や課題解決に関す
社内の雰囲気について布谷さんは
朝礼の様子で変化を感じていた。
一人前の技術者集団に
向けた変化
き詰まることがなくなりました ﹂と
若手技術者で実務を行う生産技術
グループの笠原弘平さんも職場環境
KIワークショップの様子。今、自分たちが置かれている
支 援 の も と、 プ
た。
﹁ 現 在、
の変化を実感している。
状況を話し合い、イラストにして見える化した
上司は見てくれないと感じていた。
J
M
A
C
り、ベテランの知恵を吸収する機会
が増えたという。
マネジメントシステムに関する支援
か ら イ ノ ベ ー シ ョ ン・
一人前の技術者集団をつくるため
の変化はそれだけではない。
すると若手は、上司が気づかない
点も指摘するなど、発言が増えて職
を受け、単に顧客要望に応えるだけ
﹁
場が活性化した。技術議論にも若手
でなく、顧客やその先のエンドユー
話しやすい状況が生まれました ﹂
性 ﹄について学び、メンバー全員に
J
M
A
C
技術者が積極的に参加するようにな
J
M
A
C
K
I
J
M
A
C
●レイアウト変更
プロジェクト
●チーム力強化
●若手技術者の経験の
見える化
●各人の成長ロードの
可視化
●不具合対応経験の伝承
●失敗から学ぶ組織づくり
●事前の問題発掘
●価値提案型への意識醸成
*IMS:イノベーション・
マネジメントシステム
●職場活性化
●コミュニケーション改善
●マネジメント変革
生産技術
グループへの
KI支援
経験マップの
構築
過去トラブルの
整備・
課題ばらし
IMS*研修
KI活動
支援対象の拡大
次世代技術者
の育成
過去の経験伝承
価値提案型
への進化
日常業務の変革
製品開発グループハロゲン・IR 技師・小山響平さん
生産技術グループ機械設計・笠原弘平さん
同じく製品開発グループの小山響
平さんは﹁ 以前は新たな案件が来る
JMACの支援内容と経過
さまざまな支援を通じて「一人前の技術者」が育つ職場づくりを目指してきた
20
Vol.80
- ▲TOP