ナレッジマネジメント研修

研修コード:CC4-008

研修のねらい

ナレッジマネジメントが世の中で注目されるようになってから、20年近く経ちます。かつては情報システムの導入と同義のように言われたナレッジマネジメントですが、今は多くの会社で情報共有化のIT基盤は整備されました。しかし、情報共有化を狭義で捉えた場合、うまくできていない会社も少なくありません。

ITインフラが整い、社員の情報リテラシーも高まった今日、知識や情報の共有・活用・成長が上手くいっていない原因は、まちがいなくその推進方法やマネジメント方法の誤りにあります。同様のシステムを使っていても、うまくいっている会社や部門もあれば、そうでない会社や部門もあります。つまりこのことは、ナレッジマネジメントの成否は、システムで決まるのではなく、マネジメントや推進の巧拙によって決まるといっても過言ではないでしょう。

本研修では、ナレッジマネジメントを推進する上での原則とノウハウを学び、推進上のテクニックや携わる人の意識改革に重点を置き、マネジメント革新の側面から現状打破のカギを探ります。

研修の特長

  • 本研修では、講師が長年(約20年)クライアント現場でナレッジマネジメントを推進してきた経験から、ナレッジマネジメントという取り組みの本質、推進上の悩ましさを解く考え方、アプローチ方法、いくつかの細かな推進テクニックをお伝えします。
  • 情報共有化システムの説明ではなく、携わる人の意識改革の進め方に重きをおいた内容です。
  • 情報システムベンダーのセミナーで満足できなった方におすすめです。

対象者

  • 社内でナレッジマネジメントの推進を担うマネージャー、スタッフ
  • 主に、研究、開発、設計、実験評価、生産技術、品質保証、技術サービス等、技術部門で、情報の共有化や知識伝承などを担われている方

プログラム例

※本プログラムは企業内研修です。

1.ナレッジマネジメント(KM)の基本

  • "マネジメント"と称している本質的意味
  • システム導入を目的と勘違いしないこと
  • KMの水準は人の動きで見えるもの

2.KM推進方法

  • 推進の概略ステップ
  • 変化、成果の捉え方
  • 技術の知識化とは何をすることか(5種)
  • 知識を集めよう」とすると失敗しがち

3.KM具体論

  • 思考業務支援における2つの基本型
  • プロジェクト型と工程分担型での違い
  • 知識提供の5つの方法

4.推進上の留意点・工夫点

  • インセンティブでなく、リーダーシップで、推奨行動を促す
  • 成果の捉え方(浮いた時間算定ではなく、増やせた仕事量を成果とみる)
  • 「形骸化」の考察と対策