研究開発プロジェクトのリスクマネジメント研修

研修コード:CC4-005

研修のねらい

研究開発(R&D)のプロジェクトが遅延等の問題を起こす原因は、けっして怠けているわけではなく、当初の計画には存在していなかった"リスク"の発生と、その対応の稚拙さに起因しているといえます。

本研修では、研究開発プロジェクトでよく見られるリスクとその対応方法について、基礎的な概念理解と実践的な行動原則を体得することを目指します。

研修の特長

リスクマネジメントを行うにあたり、単に仕組みを押し付ける(「このフォーマットに記入してください」と強制する)やり方では、実践の定着は望めません。にもかかわらず、意外とこの「押し付け」アプローチが横行しているのが見受けられます。

本研修は、リスクマネジメント手法が生まれた背景や、必要性などを実感できるように、わかりやすい寓話、メタファ、象徴的なエピソード、端的な事例などで解説し、"意義が実感できる"研修を目指します。

なお、一般にリスクマネジメントの多くの研修は、天災等の不測の事態が発生した際にも事業継続できるようなBCP(Business Continuity Plan)を対象にしたものですが、本研修は研究開発のプロジェクトに特化したリスクマネジメント研修です。

対象者

  • 研究開発のプロジェクトマネージャー・リーダー・メンバー
  • 研究開発部門の企画管理支援スタッフ
  • 研究開発部門の教育スタッフ

プログラム例

※本プログラムは企業内研修です。

■1日目

【講義】

  • 研究開発におけるリスクマネジメントの必要性
    (不確定なものを対象するR&Dの悩ましさの本質)
  • リスクマネジメントの基礎知識
    (「リスク」と「課題・タスク」との違い)
  • リスク評価
    (「発生確率」と「影響の大きさ」の2つで見る意味)
  • 「予防策」と「対応策」の2つを計画に織り込む

【リスクマネジメント実習】

  • プロジェクトの開始前(計画段階)でのリスク想定
  • プロジェクトが動き始めた時(初期段階)でのリスク評価

■2日目

【リスクマネジメント実習】

  • 状況変化が起きた時のリスク対応
  • リスクのモニタリング

【講義】

  • リスクマネジメントの人間的側面
     (リスクを表出化しやすい空気をつくる)
  • キーマンの見極め方、巻き込み方
  • リスクバッファ(マージン)の考え方
  • コンティンジェンシー計画の作り方