「品質保証実態調査」について

JMACは2009年秋に第1回「品質保証実態調査」を実施いたしました。

調査を始めるにあたり、JMAC「品質保証実態調査」委員会では、7つの仮説(主張)を立て、調査結果を検証しました(概要は以下参照)。

 

品質保証実態調査2次募集について

日本の製造業の実態をより広く把握することを目的に、現在、2次募集を実施しています。

ご協力頂きました企業には、第1回「品質保証実態調査」報告書(無料)を贈呈いたします。

「品質保証実態調査」申込書 に必要事項をご記入の上、お申込みください。

第1回「品質保証実態調査」実施にあたっての7つの仮説
  • 品質保証への対投資効果が適切に評価されているか?
  • 現在のISOに基づいた品質マネジメント・システムで成果が出ているか?
  • 品質保証のあるべき姿を描き、レベルアップに向けた全社的な活動を展開できているか?
  • 品質意識・文化レベルが以前に比べ、崩壊してきていないか?
  • 現在の品質保証組織は十分に機能していると言えるのか?
  • 品質に関するツールを安易に導入しているのではないか?
  • 品質経営成熟度の高い企業は成果も出ているのではないか?

品質経営成熟度とは:品質経営に関する組織成熟度および商品outputイメージを5段階でレベル分けしたもの(JMAC提唱)

 

第1回「品質保証実態調査」結果を受けての提言

企業の経営成果への貢献を目的に、「品質」「品質保証」の考え方を変革し、お客様や社会の期待に沿った「利益を産み出す品質」の追求が、現在の日本の製造業に求められていると考えます。

JMACは品質保証が「次世代型品質保証モデル」へ移行するべき段階に来ていると捉え、“実を取る品質保証”の実現に向け、以下の4つの提言を行いました。

 

  • 経営課題として品質をとらえる!
    全社的活動として革新を進め、品質経営スタイルを確立する
  • 品質の再定義が必要!
    お客様が本当に求めている品質を理解・提供する
  • 品質レベルの適正化が必要!
    経営成果につながる品質レベルを見極める
  • 品質保証部門を変える!
    ISOとクレーム受け皿の品質保証部門はいらない