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KIメールマガジン『COMPASS』NO.143

2014年3月

2014年3月/NO.143

「真のワイガヤをやってみよう!」

KIメールマガジン読者の皆さま

こんにちは。
いつもKIメールマガジンを読んでいただきましてありがとうございます。

今年は、大雪が降ったかと思えば、4月下旬並みの暖かさになったりと気候が
例年以上に不順なように思います。皆様、体調いかがでしょうか?
私は、その不順な気候に合わせたように風邪を引いたり、自分でも驚くほど体調
が良かったりするので、自分でもいろいろ調節に苦労しております。
そのような体調の中で最近、感心したお話がありました。

ある企業を訪問し、KIに取り組んでいらっしゃるリーダーと長時間話をする機会が
ありました。
初めてその方にお会いした頃は、KIに対する『やらされ感』からか、
非常に取り組みが後向きでした。
何度お話しても腹落ちしないようで、「やります」とおっしゃるのですが、
次にお会いすると何も出来ていないということが続きました。
ところが、そのリーダーが、ダンダンと自分で活動を牽引されるようになり、
何か魔法があったわけではないのですが、行動や気づきが増え、表情も明るくなり、
何事にも前向きに取り組むようになられました。

ある時、その方に理由を伺うと、「最初は、どうせやったってムダだ。何も変わらないし、
自分にもメリットなんかないと思っていたが、簡単そうだから活動している証拠づくりの
ためにワイガヤだけ取り組んでみた。そしたらダンダンとメンバーの話しを聴くのが
面白くなってきて、突っ込んでみるとさらに楽しくなってきた。
そして、その次に何を話し合うと良いのかを考えるようになった。さらに...」と
活動の天使のサイクル(好循環)をお話ししてくださいました。

簡単だからやってみよう/アリバイづくりでやってみようと心の敷居を思いっきり
下げて継続して取り組み、継続してやり方も改善したようです。
話しはさらに続くのですが、具体的には次のような取り組みが行われました。

 ≪ワイガヤの好循環要因≫
 ①出来るだけ多くの人を集めるため定期定時開催にした
  (何も話す内容がなさそうでも顔は見られるように集まるだけあつまった)
 ②何かアウトプットしようと力むのではなく、会話を楽しむようにした
 ③楽しい会話にするためにアジェンダの工夫をした
  (皆が納得しやすいテーマ、表現にした。具体的には、質問形式にした。)
 ④皆が何でも話やすい雰囲気をつくるためにリーダー自ら失敗や不平不満から
  吐き出した
 ⑤皆が話せるように発言の機会と時間を出来るだけ平等に確保した
  (リーダーの今までの経験から参加したのに何も話をしないのは楽しくないため)
 ⑥皆が話しやすいアジェンダにするために吐き出しを利用してアジェンダ設定も
  合意と納得型に変える工夫をした
 ⑦見えた問題には何らかの結論をリーダーが出した
 ⑧ムダな会議と呼ばれたくないので、参加者が参加してよかったと思えるような
  ファシリテーションを心がけた
 ⑨参加者の話の背景や考え方、次に行うことが見えるようにツールを工夫した
 ⑩成果を追い求めずに継続して実施した
 
その話を聴いているうちにリーダーの気づき力の高さに驚きました。
私の働きかけも少しは効果があったと思いたいですが、リーダー自らが行動し、
少しでも参加者のためにという思いから非常に深い氣づきを得ていたようでした。
本当に素晴らしい方との会話で感激しました。

さらに「ミーティング」を「ワイガヤ」にするための要件があることを教えられました。

 ≪ワイガヤ化要件≫
 ①参加者にとって意味ある情報の量を今まで以上に増やす
  ⇒自らの日常に関係ある内容にすることが秘訣
 ②参加者にとって効果を実感できる意味ある情報の質を今まで以上に高める
  ⇒悪い情報を話させて原因を引き出して手が打てるようにすることが秘訣
 ③流れる情報をキャッチできる受信アンテナの精度を上げる
  ⇒全員が相互に「問い」を発して、参加者が考えるようにすることが秘訣
 ④参加者全員が口を開き、心の中を本音に近い言葉で話せるような環境にする
  ⇒安心して話せるような行動を率先して見せることが秘訣
  ⇒個人ワークとグループ討議を使い分けることも秘訣
 ⑤急がば回れでじっくり時間をかけること
  ⇒定期的に継続的にサイクル的に思い切って時間をとって開催することが秘訣

どうやら前出のリーダーは、自らの気づきから無意識に上記要件を満たしていたようです。
そして、コミュニケーションのワイガヤ化だけではなく、そこから仕事の質を高めていくため
のアイデアやモチベーションをもらっていました。彼にとってご利益があったのです。
人間は、ご利益がないと継続できないですね。

考えてみるとワイガヤをやるということはそう難しいことではなさそうですが、奥の深いこと
なのだと実感しました。

皆さんも日常何気なく行われているミーティングを観察して、そこでもコミュニケーションの
パターンを特定し、変えてみませんか!それだけでワイガヤになるかもしれません。
そして、皆さんの仕事をよりよいものにするご利益を獲得しませんか!

皆さんの職場が活気にあふれる職場に変化することを祈念しています。

(文責 高橋 豊)


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