KIメールマガジン『COMPASS』NO.135

2013年7月

2013年7月/NO.135

「一人一人の成長を促進するために」

KIメールマガジン読者の皆さま

いつもお読みいただきありがとうございます。

毎年この時期は梅雨がいつあけるのか、
待ち遠しい気持ちで過ごしておられる方も多いのではないでしょうか。
景気についてもこのところ景気拡大傾向との文字が紙面でみられるようになってきました。
こちらも正式な梅雨明け宣言を期待したいところです。

景気だけに限らず、外部環境の影響が皆さんの職場でも大小さまざまな形となって表れ、
「今までのやり方ではうまくいかない」、
「これまで身につけたものとは違う力が必要となっている」、
というようなことを感じておられる方も多いのではないでしょうか。

このようなことへあの手この手と対応されていることと思いますが、
多くの職場でご支援させていただいて、
「一人一人の能力(ポテンシャル)の発揮や成長」で、
もっと先手を打って上手く対応できる余地が残されていると感じることが多々あります。

ちょっとしたきっかけや工夫で、
「忙しい日々に、否応なしに選択肢もない対応を迫られ、
忙しい割には働いている本人は成長を実感できていない。」
というような職場から、
「外部要請をアンテナ高くキャッチして、
そこに自らの想いや実力を加味して、
自身の仕事、役割を全うし、
成長しながら達成感を感じられる。」
という職場へ変革することもあります。

このような「一人一人の成長」を促進させるために、
ぜひ実践してみていただきたいことを、
以下に3つご紹介したいと思います。
やっておられる方も多いかと思いますが、
今一度ご自身のやり方を点検し、
更に工夫を見出すことに使っていただければと思います。


<一人一人の成長への取り組みの工夫>

1.部下が上司の成長にに関わる
最近、部下に遠慮している上司を良く見受けます。
「一人一人の思いを大切にしたい」、「口を出してやる気をなくされては意味がない」
という上司の気持ちはわかりますが、遠慮しすぎている場面もたびたび目にします。
上司は、経験も権限も情報も豊富に持っている存在です。
部下に対する「期待」を相手の成長を願って具体的に伝えてみてください。
部下の皆さんも自分はどんな「期待」をされているのかを聞いてみてください。
今すぐに期待に応えることはできないかもしれませんが、
伝えておいて、聞いておいて良かったと、後々効いてくることもあります。

2.大きな目標だけでなく「まず一歩」を設定しよう
夢、想い、遠大な目標はとても大事です。
しかし、そこで終わり足元から離れてしまうことが多々あります。
そのような目標だけを立てている場合、
目標に近づいている感覚がもてない、結局今年も目標未達、
というようにマイナス面ばかりに目が向きがちになります。
まず「四半期はどんな状態を目指すのか」「まず何からやるのか」など、
今すぐの行動につながるような「まず一歩」の設定を意識しましょう。

3.定期的に振り返ろう
定期的といっても年に多くて数回の目標管理の面談時にだけでなく、
月次程度の短いサイクルでの振り返ることをお勧めいたします。
その時YWTという手法を使ってみてください。
(やったこと(Y)・わかったこと(W)・つぎにやること(T))。
自身成長のために、
Y:どんな工夫、挑戦をしたのか、
W:そこから何を学び・気づいたのか、
T:更に仮説に基づきどんな工夫や挑戦をしたいのか、
と、個人で内省したり、周囲と共有したりしながら、
しつこいくらいにYWTを回してみてください。
回した回数だけ次の挑戦や成長実感へと繋がります。

私も日々実感しておりますが、人は一朝一夕には変われません。
そこをちょっとしたやり方の工夫や組織やチームの力を活用して成長していきましょう。

皆様の職場でも景気やアベノミクスだけに頼るのではでなく、
一緒に働く一人一人の力を結集して、更にその力を高めて、
仕事の成果と人の成長が同時に実現できることを祈念しております。


(文責 山本 真市)


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