KIメールマガジン『COMPASS』NO.133

2013年5月

2013年5月/NO.133

「古くて新しい'組織開発'」

KIメールマガジン読者の皆さま

新年度初めてのKIメールマガジンです。

新年度になりまして、東京都心部では、少し経済が動いて来たかという感がありますね。
しかしGWに実家(愛知県)に帰ると、まだ一向に経済に「動きが見えない」「変化がない」
というのも実感です。
皆さまののまわりの日常経済実感はいかがですか。

バブルを経験した世代の我々からすると、最近バブル的なものの誕生も時折警戒しつつも
生活に価値を与える新商品や新サービスつくりに真摯に向かう時であることを
びりびりと感じております。
はやく実態のある変化にしていきたいですね。

この4月から、弊社の組織も変更になりまして、
我々KIセンターは「人材・組織開発コンサルティング事業本部」に
所属することになりました。
所属組織名は変わりましたが、今後ともどうかよろしくお願いします。

さて、今回は、この組織名にあります「組織開発」の最近の潮流につきまして、
お話をしたいと思います。

この「組織開発」という言葉は、
1980年代から、つかわれている言葉でOD(=Organization Development)
と略称することもあります。
海外の特にアメリカの企業などでは、人材部門の中に組織開発の部門が存在すること
も良く見かけます。

一般的には、目標の理解や、共働意識や、人と人とのコミュニケーション、を
すすめることですが、
最近は日本の企業でもグローバル化が進み、多様な背景を持つ人材で、
強く自律的に力を発揮して行く必要が出てきて、「組織開発」が改めて注目されています。
80年代のころの使われ方から、1歩、2歩進んできたということですね。

一橋大学の守島教授は、近年的組織開発を以下の7つ組織能力が必要と言っています。
1働く人の元気(働きがい・働きやすさ)
2経営への信頼やコミットメント(フェアネスの大切さ)
3人材育成・リーダーの継続的創出(獲得、育成、リテンション、仕事経験からの学び)
4文化・価値観の共有(理念による組織、個別最適と全体最適の同時追及)
5変化への準備(学習能力とリスクテーク)
6職場の協働・協調(職場をコミュニティに)
7知識創造(現場での協働から知識創造へ)

上記を見ると、お気づきの方は「KIでの'実現したいこと'をまさに、現代的に言ったことだな」
と思われますね。
そうなんです。日本発の組織開発として、今改めてKIが注目をされており、
弊社の組織の中でも遅ればせながらそのように、位置づけられました。

実現のメカニズムとして、KIは日本的運動展開的な方法も取り入れているため、
もともと組織への帰属意識が高い日本の風土の中において、効果的に成果に
結びつけやすいということでしょうか。
欧米流の組織開発の考え方や手法が多い昨今のなかで、KIは泥臭く異彩(?)を
放っております。

今年は、このあたりについても、皆さまと接点を持ち、もっと議論をしていきたいと思っており、
以下のようなイベントを企画いたしました。
どうかご参加いただき、お話しをする機会をご活用いただければ幸いです。


イベントのお知らせ

■コンサルティングセミナー(JMAC主催)
'技術者・エンジニアの知的生産性'著者が語る
「高負荷、個人商店からの脱却と職場(チーム)づくり」
2013年6月7日(金)

■組織開発分野セミナー(JMA主催)
「人と組織の能力を発揮する職場づくりセミナー
2013年6月20日(木)21日(金)(東京)、10月29日(火)30日(水)(東京)

■KIエキスポ第5回 (JMAC主催)
2013年11月

■KAIKAカンファレンス(旧:HRD Japan) (JMA主催)
2014年2月19日~21日

(文責 中村 素子)


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