KIメールマガジン『COMPASS』NO.123

2012年6月

2012年6月1日/NO.123


初夏は組織の自己点検!


KIメールマガジン読者のみなさま

こんにちは。初夏の心地よい風が吹く季節になりましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
5月の大型連休が過ぎ、5月病がちらほら見受けられる季節でもあるかもしれません。
新年度の「心機一転、今年はやるぞ」の雰囲気もひと段落し、組織の状態が落ち着き始めたところでもあるでしょう。
そんな、「日常」が見え始めた状態だからこそ、組織を自己点検してみてはいかがでしょうか?

JMACがご提供する組織を点検するツールとして、「KI組織風土診断」があります。
組織の健康状態が確認できる優れものです。

KI組織風土診断は、東京工業大学名誉教授であり、同大学や放送大学を歴任された、黒澤一清先生の理論に基づいて考案されました。

ここでは、このKI組織風土診断の中で、「組織風土」をどのように捉えているかについて少し紹介いたします。

ここでいう「組織風土」は、いわゆる組織内部の雰囲気を示すだけではありません。
「組織風土」は、ヒト、モノ、カネの質と量として存在する"物質的・可視的な経営資源"とは異なる、"不可視の経営資源の構成要素"と位置づけられます。
また、同じ"不可視の経営資源"の構成要素であり、組織の長い歴史の中で形成され、個人の意識の深層にある「組織文化」とは異なるものです。
組織の事実上の制度として、組織構成員の行動に影響し、かつ彼らの潜在能力の発揮や発展にプレスにもマイナスにも作用します。

そして、その「組織風土」は、個人の「仕事への動因」、職場の「コミュニケーション」、上位階層を含めた「組織有効性」、成果として目に見える「活動成果」の4つのフレームによって表現されます。
これらの各フレームは、相互に影響を及ぼし合い、組織風土を形成します。

「仕事への動因」は、個人の仕事へ向かう動機や価値観を表し、個人の能力・意欲、仕事への態度、仕事への価値、動機づけから構成されます。
「コミュニケーション」は、組織の人間関係を表し、同僚関係、コミュニケーションパターン、上下関係、チームワークの雰囲気から構成されます。
「組織有効性」は、管理者のマネジメント機能を表し、役割認識、意思決定の型、管理機能、リーダーシップスタイルから構成されます。
「活動成果」は、係数的成果および心理的成果を表すもので、貢献度、会社の評価、個人への報酬、充実度で構成されます。

技術KIは、このうちの「コミュニケーション」、「組織有効性」にメスを入れることで、組織風土全体を活性化させるコンサルティングプログラムです。

技術KIの武器である、"ワイガヤミーティング"、"見える計画"、"合意と納得のマネジメント"、"YWT振り返り"は、まさにこの「コミュニケーション」と、「組織有効性」を高めるための切り口なのです。

今、あなたの組織の組織風土はどのような状態でしょうか?

「"組織有効性"は良さそうだけど、"仕事への動因"と"コミュニケーション"がいまいち」「"仕事への動因"は高そうなんだけど、他の要素が良くなさそう。」などなっていませんか?

組織は生モノです。
時が経ち外部環境が変化することによって、じわりじわりと組織の状態も変化していることでしょう。
そんな、捉えにくい組織もすこし落ち着いたこの時期だからこそ、課題を正しく把握し、根本的な手を打っていくチャンスでもあります。

さあこの初夏に、<一人一人が仕事へ意欲的に取組み、それがコミュニケーションによって相互に刺激され 新たなアイデアを生み、成長に繋がる気づきを起こす、それらの総和がマネージャーの的確な意思決定やリーダーシップによって、効果的に成果に導かれる>、そんな組織を目指してみませんか?

KI組織風土診断では、見えにくい組織の状態を定量的に見ることができます。
是非、これを機に、組織風土診断を活用していただき、組織の力を高めるきっかけと作っていただきたいものです。

最後に、黒澤先生は著書の中で、「大げさな比喩ではあるが、人間という資源はそれに置かれる組織のいかんによって、その潜勢力の培養力とそれの発揮とが、計り知れない大きさになるという点に物理資源との違いがある点に注目すべきである。」と述べています。
診断によって発掘された課題への対策を、夏までに仕込んで推進することで、来年の今頃はあなたの組織も 変貌を遂げているかもしれません。

以上

(文責 森 圭司)

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