KIメールマガジン『COMPASS』NO.115

2011年10月

2011年10月1日/NO.115


チームで仕事をすること



KIメールマガジン読者のみなさま

長かった電力不足の夏が終わり、いよいよ秋本番ですね。
行楽、運動、食欲、読書、様々に秋を楽しむ準備は進んでいますでしょうか?

このメルマガも読書として楽しんでいただけたり、
秋の夜長にゆっくり考えるきっかけになれば幸いです。

今回は「チームで仕事をする」ということを考えてみたいと思います。

コンサルティングの現場で大変嬉しい場面があります。
チームとして向かうべき方向にベクトルが合い、
とても楽しそうに仕事の計画作りを行っている場面です。

もちろん、楽しいだけではなく、真剣に考え、あがいたり、もがいたり、
苦しかったりするのですが、そのようなことを乗り越えながら、
チームで真剣に楽しく計画作りをしているところを見せてもらえると、
改めて仕事は楽しいものなんだと実感させていただけます。

どうしたらこのようなチームの仕事の仕方になるのでしょうか?
その時々で様々な要素が効いているのですが、
職場で一緒に仕事をしているチームの「ヨコの関係性」という観点で考えて
みたいと思います。

我々が初めて訪れる職場の多くで、チームはあるけれども
モンモンと一人きりで仕事している状況を目の当たりにします。
もっとチーム内で相談したり、議論したりすることで、
良い仕事のやり方に繋がったり、互いの成長を促進したりするはずです。
しかしそれが途切れている、これを、ヨコの関係性が途切れた状態と
考えています。

この状態では、自分で手いっぱい、他の人の仕事に関心が持てない、
自分ばかりが忙しい・・・というように仕事の辛さばかりが目立ちます。

KIでは、最初はギプスをはめ、チームメンバーで互いの状況を知り、
仕事の悩み、関心を共有し、先の懸念を考えることを行い、途切れた
ヨコの関係性をつなげていきます。

このとき、見える計画づくりが大きな役割をになっています。
仕事を進める上での問題点、悩み、躓いているところ、知恵を借りたいところなど、
それぞれの内面に隠れている、何とかしたいポイントを上手くあぶり出し、
メンバーでの議論を通して、共有して解決を促進させています。
さらに対面のコミュニケーションでの計画作りは、表情、話し方などから、
その人の悩みの度合い、熱意なども同時に受け取ることができ、
感情面で共感・共振して周りも真剣に相談に乗るようになっていきます。

このような計画作りを繰り返しているうちに、仕事についてチームで
計画作りの議論をすることが、楽しくなっていくのだと思います。

軌道に乗るまでは、まどろっこしさや遠回りに感じることもあるかもしれませんが、
このように地道に隣同士、日々何をしているのかを知り合い、
互いが真剣に楽しく議論することを通して、
本当に付加価値のついた仕事へとつながっていくのだと考えています。

以上

(文責 山本 真市)

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