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第245号 業務の標準化で組織カルチャー変革取組み

2013年3月

2013年3月22日

これから、ある会社(以降A社と表記)で、組織カルチャー変革のための業務標準化をご支援します。 業務標準化というと、効率化・コスト削減・生産性向上といった狙いが並び、また今までのやり方を変えなければならないという大変さもあり、抵抗する現場のみなさんも少なくありません。 この会社も、過去に何度か業務標準化に取組み、立派なマニュアルは作成したものの、使っていない状態でした。

今回、A社で再び業務の標準化に取り組むことになったきっかけは、従業員の意識調査でした。 中期計画立案にあたり組織・人材面の戦略を立てるには、全員アンケートにより現状のカルチャーを知ることも重要ということで行った調査で見える化できたことは、多分そうじゃないかと皆が思っていた弱みと、意外な強みでした。 そうなんです。 従業員意識調査のメリットの一つは、なんとなく皆が感じている弱みを数値とともに白日の下にさらすと同時に、うちの従業員も捨てたもんじゃないなという強みがわかることで、いさぎよく且つ前向きに変革の覚悟ができることです。

さて、A社の場合は、従業員意識調査結果をプロジェクトメンバーで検討し、目指す姿に向けて強みを活かし弱みを克服するには、やはり基盤は業務標準化だということになりました。 でも、今までも失敗している業務標準化です。メンバーもやや及び腰です。

そこで、今まで業務標準化の取組みの悪口を出し、一方なぜやはり業務標準化が必要なのか何度もディスカッションしました。 そして、今までのやり方を変えて取り組めば良いし、これがうまくいけば、組織の一体感・ワークライフバランス、育成と成長実感の仕組み基盤といった弱みの克服ができ、強みである会社ビジョンへの共感がより強固になると、思いと論理固めが進みました。 実は、論理固めというより、どちらかというと思い・覚悟固めだったんですが。

あとは、どんどんアイデアが出てきます。どう、周りを説得すれば良いか、業績面ばかり言う人にはこんなメリットを、変えることを嫌がる人にはあんなメリットを。 そう、当たり前ですが、業務標準化は、結果としては効率化・生産性向上にもつながるのですが、敢えて、それは、説得材料に使いました。 そんな中、プロジェクトメンバーの中では、すでに、組織カルチャー変革は、始まっています。

なかなか風土が変わらないというお悩みは、多くのお会社が抱えている問題でしょう。 たとえば、思い切って組織編制を変えるということも、いざとなっては必要でしょう。 ただ、そのやり方では副作用が出る可能性も高く、まだうちはそこまでじゃないなという場合は、まずは、現状をきっちり白日の下にさらしてみて、そこから皆で思いと知恵を出し合いませんか?

(文責:才木 利恵子)

E-mail:HRMinfo_Consult@jmac.co.jp

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