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鉄則48 「黄エフ」の活用で災害を未然に防止する

2018年7月23日

 災害が起きると本人はもとより、家族や同僚にも迷惑をかけます。安全で快適な職場づくりをしましょう。

周囲には危険がいっぱい

 TPMでの安全活動の要点は、設備の不安全の芽をなくすことにあり、危険の発生源対策による予防対策に重点をおく未然防止対策を特徴としています。
 実は、私たちの周囲にある設備や作業のなかには、多くの危険性が含まれています。現場で、「設備の回転部にカバーがなくて危なくないかな」など、わかっていながらつい放置してしまい、ある日突然事故が起きてしまうのです。材料、設備、作業、加工などそれぞれに危険が潜んでいることを認識してください。

「黄エフ」を活用しよう

 危険を少しでも感じたら全員参加の災害ゼロを目指し「黄エフ」をつけましょう。
 現場の現状は、日常の安全活動も、ヒヤリハットに対するKYTが中心で、ほとんどが事後対策です。ハード的に歯止めをかけるものが少ない中で、現場に潜む欠陥を具現化するアイテムとして「黄エフ作戦」で安全の先取り(予防)を進めましょう。黄エフのポイントは、左図のとおりです。
 災害の大きな原因である非定常作業を少なくするために、故障、チョコ停、トラブルのゼロ化を進め、このために設備管理を充実していかねばなりません。
 職場内にどのような非定常作業があるのかを調査・分析して、今後の安全体制づくりに活かしていくことが重要です。調査・分析の情報をもとに、設備の本質安全化も進めることができます。危険の芽を摘むには、設備をつくる段階(設備設計)で、徹底して危険の発生源を明らかにして対処して、安全性を事前評価することが重要になるのです。これもみなさんの黄エフ付け活動があってこそ、できることなのです。

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※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。