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鉄則44 ゼロへのこだわりを意識してあらゆる要因を検討する

2018年7月 2日

PM分析は、慢性不良のようなゼロにならない問題を解決するための考え方です。これまで根本的に解決できなかった問題に取り組み、「ゼロ」に挑戦していきましょう。

PM分析という考え方

 不良・故障・チョコ停といった慢性的なロスは、なかなか減りません。それは原因と結果の関係が複雑に絡み合っていて、対策が打てないからです。このようなときにTPMでは、PM分析を活用します。
 PM分析とは、慢性化した不良現象に対して重点思考をせず、原理・原則にしたがって物理的に解析し、不具合現象のメカニズムを明らかにします。理屈でそれらに影響すると考えられる要因を4Mの面からすべてリストアップして対策する、ゼロを達成するための「モノの見方・考え方」です。

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物理的解析をやってみよう

 まず、次のように物理的解析が1つになるまで、現象を層別していきます。

  1. エネルギーの受け渡しが行われている加工点はどこかを明確にする
  2. 絵で加工点図を描く
  3. エネルギーを与えるモノ(A)とエネルギーを受けて変形・変質するモノ(B)は何かを明確にする
  4. 変形・変質を形成する物理量パラメータ(C)は何かを原理に基づいて明確にする。物理量とは、距離や角度など加工点位置に関するものと、力・速度・温度・時間などのエネルギーに関係するもの
  5. 物理量パラメータはどのように変化するのか(D)を明確にする
  6. 「AとBでCがDになる」といった文章表現をする
  7. 公式や反応式で表すことができる場合は、それ自体を物理的解析と考えてよい

 このように理屈でモノを考えて要因すべてに対策することで、ゼロが達成できるのです。

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※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。