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鉄則38 ロスの見える化をして、改善の方向性を出す

2018年5月21日

せっかくロスを明らかにしても、何から手をつけたらよいかわからない状態では先に進めません。きちんとロスを層別して、計画的に改善を進めていきましょう。

層別がカギ

 摘出されたロスは、改善課題として層別し一覧表にまとめます。改善の方向性を決め、計画を具体的に立案しなければなりません。ロスは層別をすることにより、計画的改善に位置付けされます(下図)。
第1の層別......原単位のロスに層別
 摘出したロスを16大ロスに層別し、定義に沿って総ロスを算出し、改善対象の大きさを把握することが重要です。


第2の層別......P・Q・C・D・S・M・Eに層別
 層別により、効果的に改善する展開ステップを選択し、経営に直結させることができます。
 さらに内容から2つに層別(予算・利益・効果を検証)します。
①益追求型の個別改善の課題  
 投資対効果の利益計算が容易です。
②自主保全支援型の個別改善の課題利益
 効果が出にくい課題です。
 どの分類型かで費用が変わるので、必要なものは予算の措置を講じなければなりません。

第3の層別......課題解決の難易度に層別
 さらに、それぞれの課題は、課題解決の難易度により、A~Cランクなどの3つ程度に層別し、誰が担当することが効果的かつ適切かを判断して決めます。

 このように、ロスの層別により、担当部署、チーム編成、担当者メンバーなどの実行する人が決まります。また、それらが決まると予算の措置、執行計画が決まり、個別改善テーマ登録がされることになります。具体的な仕事そのものとして改善活動が動き出すのです。まさに、層別が改善を推進するカギなのです。

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※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。