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鉄則19 エフ付け・エフ取りー設備や仕事の不具合に気付く!

2018年1月 1日

 不具合を排除するとき、エフは非常に有効なツールです。エフ付け・エフ取りにより、見つけた不具合を見える化して処置していきましょう。

エフ付け・エフ取りとは

 エフ(絵符)とは、どこにどのような不具合があるか、場所と処置内容を忘れないために、また不具合の処置漏れを防ぐために、日付や発見した人の名前、不具合の内容を記入して、その個所に取り付けること、つまり、不具合を見つけることを「エフ付け」といいます。
 それに対し「エフ取り」とは、見つけた不具合を処置し正しい状態にした後、不具合がなくなったことを意味し、エフを外すことをいいます。エフには左図のように大きく白エフと赤エフの2種類があり、エフを付ける際に、白エフは自分たちで処置できる、赤エフは保全部門などに依頼するエフとして、誰が処置するのかがわかるように色を使い分けて区分します。

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エフは不具合の見える化と教育のツール

 エフは、「ここに不具合があるぞ。処置してくれ」と訴えています。つまりエフは不具合の「目で見る管理」の道具であり、不具合の〝見える化〟の役割を担っています。また、エフは教育の道具でもあります。他のサークルメンバーが付けたエフを見て、「これも不具合なんだ」「こんなところまで見るのか」「こんな見方もあるのか」といった気付きを得られることも多いでしょう。ではエフを付けるべき不具合はどこにあるのでしょうか。それは私たちの職場すべて、たとえば、安全・設備点検・5S・作業面などです。

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いつまでエフ付けするの?

 職場、設備のエフ付け・エフ取りは、一度だけ行えばよいわけではありません。不具合を見つけたらエフを付け、不具合を処置したらエフを取る、自主保全のステップに応じて、視点を変えて問題の原因である微欠陥の撲滅まで続く活動になります。

※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。