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鉄則18 不具合を発見して、不具合個所を復元する ―設備の不具合に気付く

2017年12月25日

 不具合発見は、「いつもと違う」など、五感をフル活用します。全員参加で不具合を見つけ、元の正しい状態に戻していきましょう。

不具合を見つけよう

 不具合とは、正しい状態・あるべき状態ではないことです。では不具合はどうやって見つけるのでしょう? 設備の不具合をモデルに考えてみましょう。
 不具合を見つけるうえでまず大切なのは、設備の「あるべき姿」との違いを把握することです。設備の動作や仕組みが成り立つ理論(原理)、動作や仕組みが100%生かされるための規則(原則)との違いが不具合となります。五感を十分に活用すると、この違いを不具合として認識できるようになります。実際に設備を見て、手で触れて、摩耗・破損・振動・発熱を感じたり、異常音・異臭に気が付くようになるのです。
 見つけた不具合が本当に不具合かどうか迷うときは、対象物の「あるべき姿」と比べて判断してください。また、あるべき姿がわからなくても、「何となくおかしい」と違和感があれば、それは不具合です。五感以外に直感も大切です。

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不具合の摘出は全員で

 このような不具合を見つけ出す活動は、一部の人が行えばよいというものではありません。全員参加で行ってこそ、その効果が出てくるのです。なぜなら、活動を行わない人は不具合を発見できず、結果としてその人が故障や不良を発生させてしまうことになるからです。

不具合は元の正しい状態に戻す

 見つけた不具合は、原理・原則で「元の正しい状態に戻す(復元)」が大切です。また正しい状態に戻しただけでは、不具合が再発するかもしれません。早期発見のための目で見る管理など、維持への工夫をしましょう。

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※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。