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コンサルティング・サービス

品質保証・品質向上コンサルティング

  • 生産・ものづくり

事業戦略実現に貢献し続ける、品質保証体制を構築する

課題 

  • 事業環境の変化に自社の品質保証体制が追従しておらず、不安を感じている
  • 不適切行為のリスクの把握や事前の予防対策がどこまでできているか把握ができていない
  • 全社の品質意識が近年低下してきていると感じている
  • 品質マネジメントシステムが形骸・形式化しており、十分に機能していない
  • 品質問題の発生や顧客からの改善要請をきっかけに全社の品質体制の見直しをしたいが、どこから手を付けてよいか悩んでいる

対象の業種 、部門、領域、職種

  • コーポレートの品質に関わる部門、各事業部や工場の品質保証・品質管理活動に関わる部門
  • 設計、製造、調達などの直接品質のつくりこみに関わる部門

JMACの品質保証・品質向上コンサルティングの特徴

品質保証は事業戦略実現のために不可欠な要素です。営業、設計、調達、生産、アフターサービスまで、事業運営に関わる関連部門がそれぞれの役割を果たし、チェーンとしてつながることで実現できます。このように品質保証の取組は、3現主義にもとづく現場に根付いた活動とともに、広い視野と高い視座からの活動も求められます。多岐にわたる活動範囲に対して、JMACでは実務的な現場視点と俯瞰的な視点を持ちながら、個社の特性にあったご支援に取り組んでいます。

  1. 現在顕在化した問題対応に加え、将来を見据えた品質課題を捉えます。
  2. 仕組みの改善はもちろん、品質意識やスキル、マネジメントなどの観点から改善を行います。
  3. 品質保証を機能の連鎖の実現ととらえ、機能間・部門間のインターフェースをおさえながら、品質保証の課題を捉え、部門連携活動をリードします。
  4. 改善・改革計画立案に終わらず、成果獲得に向けた改善・改革の実行までご支援します。
  5. 改善・改革業務を通じて、「考え方」「改善視点」「管理方法」「リーダーとしての行動」など、個人や組織の成長を促し、持続可能な組織体制の構築を支援します。

品質保証活動の全体像

品質保証・品質向上コンサルティングの進め方

診断・戦略

・品質保証診断:現状分析、環境分析に基づく問題構造化と課題設定
・品質保証体制の構築/再構築:品質マネジメントシステム改革構想、品質保証体制(部門)構想、品質保証の機能強化の構想
・中長期的品質戦略の策定:品質保証ロードマップの策定、品質目標設定

システム構築・改善
(部門横断活動)
・品質マネジメントの構築/再構築:全社品質保証体制の見直し、品質保証部門の機能強化
・QMSの再設計:QMS関連業務の改善(システム、ツール)、QMS文書の刷新
・ISO認証取得/改善支援:ISO9001、IATF16949、ISO22000、ISO13485など
・品質不適切行為の防止体制:重大事故発生に対する原因調査と品質保証体制の刷新
・品質リスクマネジメント:品質問題発生のリスクアセスメント、リスク対策推進
教育 ・品質人材育成・教育の仕組み構築:品質教育体系の策定、品質教育プログラムの整備
・管理者・経営幹部向け品質マネジメント研修
・品質管理・改善研修:QC手法、なぜなぜ、統計技術、ヒューマンエラー防止など
・品質マネジメントシステム研修:QMSレベルアップ研修、内部品質監査員研修
・品質キーマン養成コース:製造品質、設計品質、是正処置、QMS、監査、品質改革プランの立案
個別課題解決
(個別機能)
・設計品質課題解決:設計プロセス改善、DR強化
・調達品質課題解決:サプライヤー品質向上、サプライヤー評価の仕組み設計
・製造品質課題解決:工程管理の妥当性評価と改善、検査再設計、4M変化点管理の強化、工程内不良低減
・サービス品質の向上:顧客満足度を高める業務品質の向上
・市場クレーム削減:クレームの原因分析と再発防止策立案   

事 例①

業 界:化学品製造業

会社プロフィール:機能性化学品材料の業界中堅のメーカー。国内及び中国に複数の製造拠点を持つ

テーマ:品質保証診断と品質保証ロードマップの策定

背 景:組織再編に伴い、品質保証体制の見直しが必要になる。これを機に、各製造拠点の品質保証を統括する機能の強化、拡充を含めた中長期の計画を明確にしたい

取り組み内容

  • 品質保証診断の実施:国内製造拠点を中心に品質保証機能の整備状況、有効性を診断し、全社的に品質保証課題を整理、提言
  • 品質保証/品質管理の必要機能と役割、責任の再構築(本社品証部門および工場)
  • 品質保証ロードマップの策定
    -品質マネジメントシステムの改善重点課題の抽出とアクションプラン策定
    (設計開発、購買、製造、物流プロセスの品質保証強化の改善計画)
    -品質保証の人材育成の3か年計画の策定
    -内部品質監査方針と監査計画の策定(内部監査の質の改善) など

事 例②

業 界:化学品製造業

会社プロフィール:化学品の業界大手メーカー。事業、マーケットの多角化を軸に成長

テーマ:新規事業の品質保証体制及び品質マネジメントシステムの構築

背 景:新規事業領域の拡大において、これまでに取り扱いのない製品の販売を計画。既存の製品品質とは大きく異なる特性を持っていることより、既存の品質マネジメントシステムでの品質保証に不安があり、新規事業に特化した品質マネジメントシステムの構築が必要であると判断

取り組み内容

  • 新規事業における各プロセスの品質要求事項(法的要求事項を含む)の明確化
  • 品質マネジメントシステム基本構想策定
    -各プロセスでの管理機能の骨子策定
    -品質マネジメントシステム文書体系の策定
  • 品質マネジメントシステム文書の作成
    -品質マニュアル、及び各業務規程の作成
  • 新品質マネジメントシステムの教育展開、及び運用立ち上げ
  • 内部品質監査により運用状況確認とフォローアップ

事 例③

業 界:電気機械器具製造業

会社プロフィール:電力会社向けの電気機器の設計、製造

テーマ:品質強化活動の実践

背 景:機械構造製品群での品質問題の増加で、収益を圧迫。改めて各部門で品質機能を強化し、品質問題を起こさない体制をつくりたい

取り組み内容

  • 品質保証体制の弱点把握
    -品質問題の傾向分析、弱点技術領域の分析、品質保証機能の有効性などの観点から問題発生構造を整理し、全社的に品質強化課題を設定し、提言
  • 品質強化の実践(テーマ別)
    -設計部門のプロセス改善(評価基準の再設定、DR/DRBFMの機能改善、実践に基づく振り返り)
    -製造部門におけるヒューマンエラーに強い工程への見直し
    -品質問題に対する対応プロセスの見直し(原因レビューと効果確認の強化)

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